私の心に花束を。

最近よく思う。私には、味方がいないって。
今日も奏は、私に着いてくる。私はついに言うことにした。人の声が騒がしい。
『奏、もう私に着いてこなくていいよ。私毎日学校楽しいし、辛いことなんてーーー』
私の言葉は、そこで遮られた。
『本当は、無理してるんだろ。立夏。なんかあったら俺に言えよ。』
奏は、そう言って笑った。そして教室に戻った。
あぁ、頼りたいなぁ。と思ってしまった。きっともう遅いけど。


教室に戻ると"あいつ"がいた。私は、出来る限り目を合わせないようにしながら、席に着いた。"あいつ"が、私の席に、向かってきた。そしてこう言った。
『奏くん、私が取るから邪魔しないでね。ただでさえ今も邪魔なんだから。』
言い終わると、他の女子達と一緒に教室を出た。私は、周りを見渡した。奏がいないか確認したのだ。その直後私は、体が動かなくなってしまった。きっと日頃のストレスが限界まで溜まったのだろう。私は、重たい体を引きづるようにして教室を出た。そして一目散に、窓の外を見ていた奏に声をかけた。
『今時間ある?』
『あるけど、どしたの?』
『話したいことがあって...』
そう言うと、奏は笑って、
『分かった。じゃあ空き教室で話そうか。』
『うん...』
そう言って、私達は空き教室に向かった。