私の心に花束を。

『立夏ちゃんってなんでもできるよね』
それが私の中学での第一印象。
誰が勝手に決めたのか分からないけど私って基本なんでも出来る子らしい。

 ある日、私は仲の良い友達に無視をされた。
『どうして無視をするの?』そう言えなかった。
私が、こっそり聞いた話によると、なんでも出来る私が憎いらしい。
どんどんエスカレートしていき、ついには、上靴を隠されたり、落書きをされたりした。
ひどく辛い3年間だった。
だから高校では、いじめられないと心に誓った。




自分は、どうして『やめて。』って言えなかったんだろう。
馬鹿だなぁ。
そう思い出していたらあっという間に家を出る時間になっていた。
独り言で、『行ってきます。』を言い、急いで家を出た。