◇◇◇◇◇
『いつもどおりの毎日になるはずだった 君と出会って全てが変わる
青い海 吹き抜ける風 輝く太陽 すべての時間が瞬いていく
濡れて光る睫毛が伏せられる度 高鳴りを増していく僕の胸
波の音が気持ちを加速させる
きっとこんなにも 君の笑顔が眩しいのは太陽のせい
言い訳しながら 惹かれていく
出会いは突然に 必然に 二人を引き寄せる
幸せがここにあると教えてくれた君にただ伝えたい ありがとう
君が戸惑わないように 困らないように 僕は少しずつ手を伸ばす
それでもこの腕の中に引き寄せたい衝動に駆られるから
その瞳で僕を見つめないで
夕日が落ちる海を見て君が呟く 「綺麗」 潤んだ瞳が光る
砂浜と 瞬く星に 二人照らす月
静かに並ぶ僕たちの肩 穏やかな光の下で君に触れる度
幸せと切なさを感じてる
偶然じゃない運命と呼びたい
きっとそう思うのは 僕の隣で無邪気に笑う君のせい
君がいるから 僕は歌う
出会いは突然に 必然に 二人を引き寄せる
幸せがここにあると教えてくれた君に ただ伝えたい ありがとう
隣で眠る温もりを この白い肌を ただ抱き締めていたいから
瞬くように輝く恋をいつか散っていくものだと人は言うから
どうか守れる強さを僕に
君が消えた日から 心が苦しいと叫ぶから
僕はまだ目印を探し続けている ただ会いたい 抱き締めたい
出会いは突然に 必然に 二人を引き寄せる
幸せがここにあると教えてくれた君にただ伝えたい ありがとう
出会いは突然に 必然に 二人を引き寄せる
幸せがここにあると教えてくれた君に ただ伝えたい
愛してる 愛してる』
◇◇◇◇◇
書き換えられた歌詞。掠れる歌声。すべてが真っ直ぐ届くのは、それが龍介さんだから。何度も囁かれた言葉が頭の中で響く。
「……綾乃さん?」
「……ごめっ……」
——龍介さん、わたし、あなたを忘れることなんて一生できない。


