――結局、#539は投稿しなかった。
慧が強く反対した。
杏も、今度は頷いた。
新も「まあ、今はやめとこ」と言った。
陸は不満そうだったけれど、外部投票には出さなかった。
でも、オラクルには返した。
陸が。
【神様の声/DM】
『どの相談者のことですか?』
『神様の前に来る人は、自分の言葉で隠しきれないものを持っています。
赦しを望む人は、罰という言葉を置きません。
罰を望む人は、赦しという言葉で自分をきれいにします。』
陸はそれを見て、黙った。
杏は小さく言った。
「分かる気がする」
慧は言った。
「分かるから危ない」
私は、オラクルの文章を読んでいた。
神様の前に来る人。
赦しという言葉で自分をきれいにする。
きれいな言葉だった。
きれいな言葉は、いつも汚れを隠す。
でも、そのきれいさに、私たちは惹かれてしまう。
私も。
慧が強く反対した。
杏も、今度は頷いた。
新も「まあ、今はやめとこ」と言った。
陸は不満そうだったけれど、外部投票には出さなかった。
でも、オラクルには返した。
陸が。
【神様の声/DM】
『どの相談者のことですか?』
『神様の前に来る人は、自分の言葉で隠しきれないものを持っています。
赦しを望む人は、罰という言葉を置きません。
罰を望む人は、赦しという言葉で自分をきれいにします。』
陸はそれを見て、黙った。
杏は小さく言った。
「分かる気がする」
慧は言った。
「分かるから危ない」
私は、オラクルの文章を読んでいた。
神様の前に来る人。
赦しという言葉で自分をきれいにする。
きれいな言葉だった。
きれいな言葉は、いつも汚れを隠す。
でも、そのきれいさに、私たちは惹かれてしまう。
私も。



