神様は誰?

『神様の言う通りにしたら、すっきりしました。』

私は言ってない。

その言葉だけが、何度も胸の中で跳ね返る。

私は、晒せなんて書いてない。
罰しろとも書いてない。
誰かのスクリーンショットを流せなんて言ってない。

『傷つけた者は、自分の傷を知らなければならない』

ただ、それだけだ。

ただ、それだけ、という言い方が、いちばん嫌だった。

――昼休み、新が私の机の横に立った。

「澪」

声が低かった。

いつもの軽い呼び方じゃない。
周りに聞こえないようにしている声だった。

「放課後、集まるって。陸が」

私は頷いた。

「ファミレス?」

「うん」