廊下で、二年の女子が泣いているのを見た。
友達らしい子が背中をさすっている。
その手元のスマホケースに、白い面があった。
泣いている子は、何度も小さく言っていた。
「書いたら、少し楽になるかな」
「大丈夫だよ。神様、見てるって」
私は、ただ目の前の女子の背中が小さく震えているのを見ていた。
彼女の震えを、私たちが作ったのか。
それとも、もともと震えていたものが、神様の方へ向いただけなのか。
分からなかった。
友達らしい子が背中をさすっている。
その手元のスマホケースに、白い面があった。
泣いている子は、何度も小さく言っていた。
「書いたら、少し楽になるかな」
「大丈夫だよ。神様、見てるって」
私は、ただ目の前の女子の背中が小さく震えているのを見ていた。
彼女の震えを、私たちが作ったのか。
それとも、もともと震えていたものが、神様の方へ向いただけなのか。
分からなかった。



