エンノ舎を出た足で、私はそのまま東京駅へと向かった。今日はこのまま〇〇県八重杜市まで向かう予定だ。二枝森は八重杜の町の中心からもさらに遠いため、今夜は八重杜駅の近くのホテルに泊まり、明日の朝イチで二枝森へ向かう予定だ。
東京駅から特急電車に乗り込む。平日の午後の電車は比較的すいていて、問題なく窓際の席を取ることが出来た。特急電車が東京駅を飛び出し、都心を走り抜けていく。
スマートフォンを手に取ってみる。SNSを開けば、祝祭村に関する無数の書き込みと、自分のSNS宛ての事実かどうかも分からないタレコミのメッセージが溢れている。画面を開く気にもなれずに、スマートフォンをバッグにしまいなおした。
その時、硬いものが手に当たった。本だ。
――そうだ、まだ途中までしか読めていなんだった。
私は、八重杜へ向かう車内で夜子の部屋で見つけた「ノベライズ版 祝祭村からの脱出」を読み進めることにした。
東京駅から特急電車に乗り込む。平日の午後の電車は比較的すいていて、問題なく窓際の席を取ることが出来た。特急電車が東京駅を飛び出し、都心を走り抜けていく。
スマートフォンを手に取ってみる。SNSを開けば、祝祭村に関する無数の書き込みと、自分のSNS宛ての事実かどうかも分からないタレコミのメッセージが溢れている。画面を開く気にもなれずに、スマートフォンをバッグにしまいなおした。
その時、硬いものが手に当たった。本だ。
――そうだ、まだ途中までしか読めていなんだった。
私は、八重杜へ向かう車内で夜子の部屋で見つけた「ノベライズ版 祝祭村からの脱出」を読み進めることにした。



