翌朝。私はメイドに今までのことを忘れてしまったと言い、この世界について教えて貰っていた。
私が住んでいる国は、チャムズ帝国と言い、西南に国境を持つ、緑豊かな国らしい。魔術や魔法が普通に存在し、才能があれば使用することが可能だが、資格が無ければ使うことは禁止されており、国も魔法を使うことを進めていないらしい。
ここからは、父親の受け売りになってしまうが――今の時代、便利な魔術具が溢れていて魔法を使う必要がなくなったのと、魔法を使える者が国内で増えてしまうと、軍事力があると思われてしまうので、あまり良くないそうだ。
(後で、こっそり練習してみよう。怒られるかな?)
私は魔法や魔術という言葉に食いつきすぎて、メイドに引かれてしまっていた。
私の住む伯爵領は、王都から少し離れた位置にあり、農業や畜産を主な収入元としている。伯爵領に生まれたからには、14才になったら王都の学園で学び領主の後継者になるか、嫁入り先を探さなければならないらしい。そうでなければ、城での仕事を学園で紹介してもらうのが慣例だそうだ。
来年から通う予定の学園の学園長に通ってもいいのかお伺いを立てると、なぜか話は皇帝陛下のところまでいってしまい、最終的には自宅学習でよいという話になっていた。
その話を聞いてマリアンヌの心はポッキリ折れてしまったのか、それから誰とも口をきかなくなり、食事も少しずつ減っていって、最終的には高熱を出して一週間も寝込んでいたという。
(全然、覚えてないけどね)
私は記憶にないことは仕方がないと気持ちを切り替えて、今までの生活についてやメイドの名前、それから学習内容についても、詳しく話を聞いたのだった。
私が住んでいる国は、チャムズ帝国と言い、西南に国境を持つ、緑豊かな国らしい。魔術や魔法が普通に存在し、才能があれば使用することが可能だが、資格が無ければ使うことは禁止されており、国も魔法を使うことを進めていないらしい。
ここからは、父親の受け売りになってしまうが――今の時代、便利な魔術具が溢れていて魔法を使う必要がなくなったのと、魔法を使える者が国内で増えてしまうと、軍事力があると思われてしまうので、あまり良くないそうだ。
(後で、こっそり練習してみよう。怒られるかな?)
私は魔法や魔術という言葉に食いつきすぎて、メイドに引かれてしまっていた。
私の住む伯爵領は、王都から少し離れた位置にあり、農業や畜産を主な収入元としている。伯爵領に生まれたからには、14才になったら王都の学園で学び領主の後継者になるか、嫁入り先を探さなければならないらしい。そうでなければ、城での仕事を学園で紹介してもらうのが慣例だそうだ。
来年から通う予定の学園の学園長に通ってもいいのかお伺いを立てると、なぜか話は皇帝陛下のところまでいってしまい、最終的には自宅学習でよいという話になっていた。
その話を聞いてマリアンヌの心はポッキリ折れてしまったのか、それから誰とも口をきかなくなり、食事も少しずつ減っていって、最終的には高熱を出して一週間も寝込んでいたという。
(全然、覚えてないけどね)
私は記憶にないことは仕方がないと気持ちを切り替えて、今までの生活についてやメイドの名前、それから学習内容についても、詳しく話を聞いたのだった。



