現代の夢文化と伝説についての民俗学的考察


※本写真集は、旧大滝村閉村に際し、
町教育委員会および有志により記録されたものである。
撮影:昭和49〜50年



【写真1】

村全景(山側より)

山あいに点在する家屋群。
手前は畑地、奥に〇〇川。
撮影当時、すでに数戸は空き家となっている。

※備考:
この角度からは、村の北側にあった沼地は写らない。



【写真2】

村役場前に集まる住民

離村説明会終了後の様子。
多くの住民が無言で立っている。
表情は判別しにくい。

※備考:
撮影者のメモに「声が出なかった」との記述あり。



【写真3】

移転前の共同墓地

村外への改葬が行われる直前の墓地。
一部の墓標は既に撤去されている。

※備考:
写真右奥、墓地の外縁部に
写り込みのような白い影が確認できるが、
編纂時には特に注記されていない。



【写真4】

祭礼道具の整理

年中行事で使用されていた道具類。
多くは保存、または廃棄された。

※備考:
「歳の神」関連の道具については
所在不明とされ、写真は残っていない。



【写真5】

村はずれの小径

山へ向かう旧道。
日常的に使われていたが、
現在は通行されていない。

※備考:
この道の先に何があったのかについて、
写真集内では触れられていない。



【写真6】

水辺(場所不明)

村内で撮影された水辺の写真。
撮影日時・場所の記載がない。

※備考:
水面に霧がかかっている。
撮影者名の欄が空白。



【写真7】

最後の夜の集会所

離村前夜、集会所内部。
机と椅子のみが残されている。

※備考:
この写真のみ、
なぜか強い水染みが確認できる。
浸水時期とは一致しない。



【写真8】

空き家の室内

生活用品が残されたままの家屋。
急いで立ち退いたことがうかがえる。

※備考:
布団が畳まれているが、
一部が濡れているように見える。



【写真9】

立入禁止区域の標識

工事開始直前に設置された標識。
文字は現在も判読可能。

※備考:
標識の向こう側は霧で見えない。
撮影者コメントなし。



【写真10】

水没直前の村(遠景)

試験湛水開始直前。
村全体が静まり返っている。

※備考:
この写真を最後に、
大滝村を撮影した公式記録は存在しない。



巻末メモ(編纂担当者の走り書き)

・何枚か、
撮った覚えのない写真が混じっている
・フィルム番号が合わない
・水辺の写真が多い
・沼の写真は
たぶん載せていない