現代の夢文化と伝説についての民俗学的考察

――消えた「夢ログ研究会」
(カルチャー誌『アーカイブZ』201X年11月号)

※江澤メモ
「前身団体が不穏すぎる」

現在、DreamSyncの中核技術を担っているとされる羽染翠。
だが彼女のキャリアを遡ると、ある“奇妙な活動”に行き着く。

2010年代前半、インターネットの片隅でひっそりと活動していた
**「夢ログ研究会」**という自主研究サークルだ。

当時のアーカイブを確認すると、研究会は以下のような目的を掲げていた。

「個人の夢体験を記録・共有し、
集合的無意識の構造をデータとして抽出する」

メンバーは最大でも10名程度。
大学生、フリーランス、無職など立場はばらばらだったが、
中心にいたのが羽染翠であったとされる。

研究会では、

夢日記の提出

音声による夢の語りの録音

同じモチーフを見る者同士のグルーピング

といった活動が行われていた。

だが、ある時期を境に研究会は突如として解散。
掲示板、ブログ、メーリングリストはすべて削除された。

元メンバーの一人は本誌の取材にこう語っている。

「研究が進むにつれて、“夢が似てきた”人が増えた
最初は偶然だと思っていたけど、
だんだん皆、同じ場所の夢を見るようになった」

詳細を語ることは拒否されたが、
この研究会の思想や手法が、現在のDreamSyncに強く反映されていることは疑いようがない。