「想さん!!」
超音波により周囲の窓ガラスは割れる。傷が回復した淳は、散弾銃を構えゴーヌに向ける。するとふいに照準が下がり、見てみると健太が、両手で力いっぱい散弾銃を押さえていた。
「何のつもりだよ健太。邪魔だ!」
「ダメです! あれは竜也さんですよ!? 撃っちゃダメです!!」
「もう遅ェよ」
「え?」
「あのガキが何言ったのか分かんねーけど、もう竜也は正気じゃねェ。まともに倒せるわきゃねぇよ」
「そんな……じゃあどうしたら……」
「!! 危ねぇ避けろ!!」
淳に突き飛ばされ、家の角に頭を打った健太が顔を上げると、自分と同じ目の高さに淳の姿はなかった。少し上を見るとゴーヌの右手にすっぽり嵌って握り締められている淳の姿があった。
「淳さん!!」
「バッ、カやろ……早く……逃、げ……」
徐々にきつく締め上げられる手に、淳は段々と声を出すこともできなくなってきた。
『君も死ぬ?』
冷酷な言葉に健太が顔を上げると、マーゴットは健太に向かって無数の短剣を投げつけていた。盾を出す時間もない健太が、もうダメだと両腕で顔を覆った次の瞬間――。
キィ――ン。
無数の短剣を一度に全て叩き落とす音。おそるおそる目を開けてみると、まず健太の目に『白い人物』が飛び込んできた。それと同時に健太の口から出た言葉は
「ネットホワイト!?」
コスチュームは完璧に自分達と同じなのだが、頭のマスクから足のブーツまで真っ白だったので、そういう言葉が出てしまったのだろう。
超音波により周囲の窓ガラスは割れる。傷が回復した淳は、散弾銃を構えゴーヌに向ける。するとふいに照準が下がり、見てみると健太が、両手で力いっぱい散弾銃を押さえていた。
「何のつもりだよ健太。邪魔だ!」
「ダメです! あれは竜也さんですよ!? 撃っちゃダメです!!」
「もう遅ェよ」
「え?」
「あのガキが何言ったのか分かんねーけど、もう竜也は正気じゃねェ。まともに倒せるわきゃねぇよ」
「そんな……じゃあどうしたら……」
「!! 危ねぇ避けろ!!」
淳に突き飛ばされ、家の角に頭を打った健太が顔を上げると、自分と同じ目の高さに淳の姿はなかった。少し上を見るとゴーヌの右手にすっぽり嵌って握り締められている淳の姿があった。
「淳さん!!」
「バッ、カやろ……早く……逃、げ……」
徐々にきつく締め上げられる手に、淳は段々と声を出すこともできなくなってきた。
『君も死ぬ?』
冷酷な言葉に健太が顔を上げると、マーゴットは健太に向かって無数の短剣を投げつけていた。盾を出す時間もない健太が、もうダメだと両腕で顔を覆った次の瞬間――。
キィ――ン。
無数の短剣を一度に全て叩き落とす音。おそるおそる目を開けてみると、まず健太の目に『白い人物』が飛び込んできた。それと同時に健太の口から出た言葉は
「ネットホワイト!?」
コスチュームは完璧に自分達と同じなのだが、頭のマスクから足のブーツまで真っ白だったので、そういう言葉が出てしまったのだろう。



