話しかけられない。
避けているわけじゃない。
ただ、声をかける理由が、もう分からなかった。
廊下ですれ違うたび、心臓が鳴る。
「……元気?」
「うん」
それ以上、続かない。
夜、布団に入っても、昼の沈黙が残っている。
——このまま終わるのかな。
誰も答えなかった。
避けているわけじゃない。
ただ、声をかける理由が、もう分からなかった。
廊下ですれ違うたび、心臓が鳴る。
「……元気?」
「うん」
それ以上、続かない。
夜、布団に入っても、昼の沈黙が残っている。
——このまま終わるのかな。
誰も答えなかった。
