◼️◼️◼️にまつわる物語


 @神風0721-zzz

 ナナシ氏へ。
 このチャンネルを追っている、神風と申します。

 今夜ライブ配信が行われるとのことで、急いでこの文章を書いています。
 このYouTubeチャンネルはなんなのか、あなたがなぜこのYouTubeチャンネルを立ち上げたのか、さまざまな視点から調べてみて、わかったことがあります。
 すべては推測の域を出ていないのですが、あなたがこのコメントに気づいて、読んでくださることを願っています。

 できるだけ短めに伝えます。

 N県に存在し、今も名前を変え現存している『四角村』では、呪いが蔓延していますね。

 動画に出てくるおばあさんは、四角村の末裔であり、呪いの継承者なのでしょう。知り合いに『仲間の増やし方』を吹き込まれ、おばあさんはそれを長年実行し続けていたようですが、それは嘘だった。嘘の話ですから、実行したところで意味はありません。

 しかし、おばあさんと関わる人の中で、本当に様子がおかしくなる人が出てきた。介護施設を訪れたマルヤマさん、ふたりです。
 最初のマルヤマさんは、インタビューの動画の最後で、部屋の隅を守るような動作を見せた。
 別のマルヤマさんは、コメントで〈怖い〉〈ここから動けない〉と残している。
 これらの反応は、おばあさんが話していた『四角村の呪い』と一致しているように見えます。
 マルヤマさんたちもどうやら、呪いにかかってしまったらしい。では、なにがきっかけだったのか? 

 ふたりはおばあさんと関わった人間です。でも、関わっただけなら施設の人間も影響を受け、苦しんでいるはずです。でもそうではなく普通に働いている。だとしたら、なにがいけなかったのか。
 私は、『紙』が関係しているように思います。

 SNSでもハルナシさんという方が、〈最近、誰かに見られている気がして気になります〉と記載しています。〈部屋の隅でずっと縮こまっています〉とも。彼女が実在した人間だとしたら、彼女も呪いにかかったのではないでしょうか? 
 マルヤマさんたちとハルナシさんに共通するのは、『紙』です。
 調べによると、四角村の特産物は『紙』でした。
 マルヤマさんたちは、村で作られた折り紙に触れた。
 ハルナシさんは、『お炭さま』の和紙に触れた。
 彼女たちは紙に触れた。——いえ、



 【四角村の紋が入った紙に触れた】



 ことで、仲間とみなされ、呪いにかかったのではではないでしょうか? 



 これは推測でしかありません。
 でもこれが、村民の仲間となる本当の儀式だったのだとしたら。

 ここから導き出せる答えがあります。