【第九話】
蒼天乃心
父が目の前で死んだ。その光景を見た鈴は立ち上がった。
「…お前が隊長か。」
「そうだ。我は青龍騎士隊長クロードだ。貴様らはもう敗北が決まってる。我が国の勝利が決まる。」
鈴はクロードに言った。
「お嬢さま。まだ終わりではないわ。」
クロードは鈴に剣を向けて言った。
「あがいても無駄だ。行くぞ、兵ども!」
「はい。クロード様!」
クロードは光天軍に向かっていった。そして攻撃を仕掛けた。
「我が騎士隊の力を思い知るがいい。食らえ、ダークソルトレイオブジェクト!」
闇吹雪が鈴たちに接近していた。鈴は拓也に指示した。
「禁術をやるわよ。作戦は私が伝える。まず、術を唱えている間に契約剣術で融合術を発動させ、敵の闇の力を跳ね返して。いい?」
「わかった。行くぞ、鈴!」
鈴は言った。
「はい。では作戦開始!」
「これで終わりだ! はーっ!」
クロードが放った闇の吹雪が近づいてきた。
「今よ、拓也君!」
「おう。融合術発動。第三解放!」
拓也は術を唱えた。
融合剣術】
「いにしえの力よ、我が剣にいにしえの精霊の力を与えたまえ」。
光が解き放たれ、光の剣が現れた。拓也は剣を握った。
そして敵に向かい走り攻撃を仕掛けた。
「クロード。終わりだ! 食らえライトニングソード!」
拓也はクロードを切り裂こうとした。しかし、クロードはそう簡単に切れる男ではなかった。
「効かぬと言ったろう。食らえ、レボルトバリア!」
クロードは特殊結界で拓也の攻撃を跳ね返した。
「やるな。だが俺は時間稼ぎだ。」
「なんだと?」
クロードは驚いた。
「嘘は言ってないぞ。お前の結界には穴が空いてるんだ。」
「くそっ。」
拓也は笑って言った。
「命拾いしたな。さようなら。」
クロードは怒りに狂った。
「くそ!」
拓也は吉岡に言った。
「吉岡、あとはと頼む。」
彼は笑って言った。
「おう!」
一方、鈴は禁術の力を唱えていた。
【禁術発動】
「かの者に答え給え。いにしえの光の花の力を解き放て。そして我が命に従い、いにしえの邪悪な敵を払いたまえ。」
一方、吉岡は、契約術を唱えた。
【契約術】
「契約術発動! 闇よ! 我が剣に闇と光の力を与え給え! いにしえの花を解き放ちたまえ! スレート!」
闇が解き放たれた。そして、光の花の剣が現れた。
吉岡は剣を握り、走り始めた。
「いくぜ、クロード。これでお前らは終わりだ! 切り裂け、ライトニングダークプリンスソード!」
敵の力を切り裂いた。
「拓也、止めだ。今だ、行けーっ!」
「おう。食らえ、フラワーライトセイティールソード!」
クロードを切り裂いた。
「わあっ…この我らがここで終わりなど…あり得ぬ。食らえ、ザフトダーク!」
闇の破壊光線が飛んできた。
「そう来ると思ったわ。禁術解放、ディライトフラワーハレィションー!」
花の破壊光線で敵の力を破壊し、そしてクロードが率いる兵軍も破壊した。
「わーっ!」
ついに青龍軍は鈴軍に敗北した。
「なぜだ? なぜ我々が負けるのだ?」
鈴はクロードの傍に駆け寄った。そして剣を向けて告げた。
「それは我らを恐れているからです。」
「恐れているから勝てなかったか?」
鈴は言った。
「けれどあなたはもう戦うことはできないはず。」
クロードは言った 。
「確かに、君の言う通り私には恐れもない。もはや生きる希望もない…。」
鈴は言った。
「一つだけあります。ただあなたには罪を償っていただきます。」
「…。」
クロードは何も言わなかった。まるで罪を認めたような表情をしていた。
「クロード・リア隊長。あなたを私の父殺害罪で逮捕します。」
クロード隊長は鈴により逮捕された。
「終わったんだな。」
鈴は拓也に言った。
「そうね…。」
吉岡君は笑って言った。
「これが終わったら卒業か。」
拓也は言った。
「いや、卒業前に結婚式らしい。」
吉岡は落ち込んだ表情で言った。
「ああ。浩之と鈴のだな。さびしいけどしかたないな。鈴、おめでとう。」
鈴は笑って返事をした。
「ありがとう。でも奴らを倒すための結婚だからしかたないよ。」
二人は頷いていった。
「そうだね。」
鈴は言った。
「ただ、守るって言ってくれたからついて行くだけ。」
拓也は言った。
「鈴、この先もやつらと戦い続け、平和の世界を築くんだな。」
鈴は言った。
「そうだね。私たちの未来は変わる、きっと。」
吉岡は言った。
「うん、じゃあ行こう。その前に言いたいことがある。」
鈴は尋ねた。
「何?」
吉岡君は鈴に告白をした。
「好きだ、鈴のことが。叶えられるなら、叶えられている。でも無理だから今、言う。」
拓也はその様子を見て慌てて言った。
「俺も鈴が好きだ、この先も。」
鈴は笑って言った。
「ありがとう。じゃあいつか迎えに来て。どっちかが私をね。」
拓也達は言った。
「ああ、約束するよ俺たち。だからそれまで友としてお前を死なせないからな。」
鈴は言った。
「ありがとう、約束ね。」
二人は笑って頷いた。
「うん。」
私は拓也たちと指切りをした。
私たちが戦いを終えて学校に戻ったのは三日後のことだった。
「みんな、ただいま!」
クラスメイトたちは喜んだ。
「おかえり、鈴。お疲れさま。」
鈴はクラスメイトに言った。
「みんな無事でよかったわ。」
クラスメイトは言った。
「ありがとう。昌樹君も皆を守ってくれてありがとう。」
昌樹は言った。
「いいや、俺一人じゃどうにもできなかったけれど、あいつがサポートしてくれたから。」
浩之は黙って頷いた。
「…。」
吉岡たちは浩之に近づき言った。
「浩之…。」
浩之は二人に言った。
「吉岡、拓也、おかえり。」
二人は言った。
「ただいま、浩之。」
浩之は笑って言った。
「おかえり。鈴を守ってくれてありがとう。」
吉岡は言った。
「いいや。俺、拓也と鈴が来てくれなかったら死んでたよ。むしろ感謝するべきだと思ってる。」
浩之は笑って尋ねた。
「吉岡…あっ、鈴は?」
吉岡は答えた。
「ああ、さっき昌樹と話してから外に出ていったぜ。」
浩之は笑って言った。
「ありがとう。」
俺は鈴のところへ向かった。外に出ると桜が咲いていた。 そこに鈴が立っていた。
「鈴…。」
姫が後ろを振り返ると、浩之が立っていた。
「浩之君。」
僕は鈴のところへ行った。
「鈴、おかえり。」
彼女は笑って言った。
「ただいま。」
鈴は微笑んでいた。眩しかった。僕は鈴を抱きしめた。
ガサッ
「浩之君…。」
僕は彼女に言った。
「すごく心配した。お前が死んだのかと思い不安になった。けど鈴は勝ってきた。正直言うとほっとしている。本当によかった。」
彼女は涙をこぼしながら笑って言った。それは嬉しい涙だった。
「ありがとう。私も浩之君が無事でよかった。浩之君と昌樹君の声、聞こえたよ。」
彼の頬から涙がこぼれ落ちた。それは嬉しい涙だった。
彼は笑って言った。
「ああ、俺も。俺らを導いてくれてありがとう。」
鈴は笑って頷いた。そして僕に告げた。
「…うん。私たちつながっているんだね、みんな。」
彼は言った。
「ああ、当たり前だよ。…好きだよ、鈴。俺と結婚してくれないか。」
「私も好き。でもこの未来は形だけ。高校卒業まで私は違う人とともに歩むことになるかもしれない。それでもいいの?」
僕は言った。
「それでもいい。これから傍で守るから、君を。それにこの戦場はまだ続く。でも俺、守るから。学校違っても。」
鈴はうなずき言った。
「わかった。私も守っていい? それが約束。私たちの誓いは永遠に続く。どんな困難があっても。それは理解してほしい。」
彼は言った。
「わかった。その約束守るよ。」
彼女は俺の手を握り言った。
「ありがとう。」
彼は告げた。
「王様に挨拶しないと。」
彼女は俺に父の死を告げた。
「父は死んだわ。」
彼は驚き、尋ねた。
「王様が? なぜ死んだんだ?」
彼女は戦場と王のことを僕に話した。
「私を守って死んだの。父は最後まで王の役目を果たした。灰になって消えても父は私たちの心の中にいる。」
彼は悲しみの視線で言った。
「そうだね。」
鈴は浩之に言った。そしてペンダントを差し出した。
「父からあなたに渡して欲しいって。これを。」
僕は王様から鈴に託された贈り物を受け取った。中を開けると二つの指輪が入っていた。
「これは?」
鈴は言った。
「父が残した魔法の指輪よ。」
浩之は尋ねた。
「王様は何のためにこれを?」
鈴は答えた。
「城の人の話によれば、国を守るために作られた指輪らしいわ。」
浩之は頷いた。彼は言った。
「この指輪に誓い生きていこう、高校卒業するまで。あいつらと戦いながら平和を築き、一緒に光天国を青龍国とともに造る世界を。次の人につなぐまで。」
鈴は笑って頷いた。
「うん。」
私達は互いに誓いを立てた。
人は大人になり初めて気づくことがある。時間がかかるけれど、変えていくのが私たちではないだろうか。これはそんな社会の道に向かう少女が、愛と平和の道に気づく物語。
【光と闇の主人公、友也と光天勇気の出会い】
俺は斎藤友也。現在、二十六歳。青龍国の国王である。俺は光天を殺した。第四戦争で。
こんなことを友にするはずなかった。「なぜ、殺さないといけなかったのか」いつも心の中で悩み、苦しみ続けた。「もし戦わず、話し合いをしていればこうならなかったであろう」そう思うようにもなっていた。これまで俺は光天国に敵意を持ち、光天国に刃をむけた。なぜ俺がこんなことをするようになったかと
人びとは疑問に思うであろう。でがそれは俺が光天国の神の力を恐れたからである。
俺がこうなったのは俺の父親が原因である。
俺の最初の父親、斎藤久である、彼は青龍の神から神託をいただき、青龍の力を求めた。
俺の母は明美という。母は王妃だった。青龍国は穏やかな日を送っていたが光天国が率いる
兵に攻め込まれ、光天国の神、光精の力により青龍国は敗北した。だがこれで終わりではなkった。父は俺と母と別れを告げた。、その時の俺はまた子供の頃、俺らは母と共に普通の生活をしていた。城には住んでいなかった。あのころは楽しかった。だがある日、家族の幸せは突然消えた。父、久が母と俺達を告げた瞬間、父が消えたからだ。
だが突如、現れた神、青龍に神のお告げで導かれ、父は、神の力を青龍から受け取った。二番目の父親、達様からの聞いた話だが父、久はまだわずかなローソク一本のような灯の光を心の中に宿っていたため。希望の光を信じてたと
聞いた。そして久は神から信託された。青龍の籠の力を青龍の血を引く流星達、織姫という娘に託した。俺には兄弟がいる。光男、松だ。俺が光天を襲う前のことだ。
俺達は二番目の父になった。達様、母になった織姫に引き取られた。新しい母、織姫と達さまに連れられ、青龍国の跡地に言った。そして、新しい父、母と共に青龍の転生術を唱え、城を復活させた。お城はきれいな青い色をしていた。俺はその灯の光りに見とれた。
達様は軍などを用意して、新たな政権をたてた。そして斎藤達という名を神から信託された。
一方、織姫も神様から信託され、王妃となった。そして、斎藤織姫妃となり、俺達も殿下となり、青龍国は再びよみがえった。だが再び青龍国に危機が迫ったのである。光天国の遠い、親戚、末良国がせめてきたからである。彼は勇気の嫁、彰子(あやこ)の実家でもあり、優れた
光りの力を持つという。彼女の母、王妃、朋美妃、国王、貞保も光の力を持っているのであった。彼らは俺が住む青龍国に襲いかかった。ファシーズによれば彼らは俺らから青龍の力を奪い、それを利用し、新たな領地を作ろうと企んだ。俺の二番目の父、達王は彼らを止めようと
した。しかし、力は末良国のほうが上手であったが父は、戦った。青龍の力を使い、俺と弟は城からその戦いをみていた。だが父は末良国の王の
力と自らが放った青龍の力があいうちになり、父は青龍の力に吸い込まれ消えた。俺と弟はショックのあまり、城から叫んだ。
「父上!」
叫んだ瞬間、俺達が住んでいた城は別の場所に移管した。母は父を探した。
だが父は見つからなかった。そして、俺は大人になった頃、俺は父の代わりに王になった。
だが青龍国は静かな生活を過ごし続けた。あの戦争で王、達様が消えたからだ。
俺、弟達、そして母の心は悲しみ、怒りと孤独に包まれた。だが俺達には心の中に灯の光りが
あった。その光が父が見つかったとき。希望の光と共に現れるだろうと。
これがおれが光天を恐れる原因を作った。だがたとえそれが原因であっても俺達は互いのことを知らんかった。だがこれだけは言える。西の国に視察に行かなかったらあいつとであっていない。俺が光天と友になったのは月日が流れた、12月の頃だった。俺はこのままじゃいけないと思い、旅にでた。東西南北の旅に、そして西の国にきた。
そこは村もあり、城もあり、緑もあり、青空は蒼天であった
俺は光天国の領地に来た。母と弟と共に。青龍国の生活は不安定。心の中は孤独だった…。
孤独な思いを抱え、野原を歩いているときれいな花畑を見つけた。
俺は花が大好きだった。
「なんて綺麗な花畑だ。東の蒼天村ではみたことがない。」
感動のあまり俺は座り込んだ。その時、後ろから声が聞えた。
「君はどこから来たんだい?この光天国の村の人間じゃないね。」
「誰だ。」
俺は剣を握り、立ち上がった。振り返ると青年が立っていた。
俺と同じ年ぐらいの青年だった。
俺は彼に尋ねた。
「剣を向けてすまぬ。君は誰?」
「いやいい。いきなり声をかけた僕が悪いのだから。俺は光天国王勇気という。」
「光天、よろしく。けど名前が変わった名前だなあ。俺は斎藤友也。友也でいい。」
「よろしく。友也。俺のことは光と呼んでくれ。」
「ああ。よろしく光。」
俺と光は握手をした。俺と光は花畑に座って空を見ながら話をした。
「友也。光天丘は初めてか?」
「ああ。」
「家族は?」
「いる。けど父はいない。消えたんだ。今は弟、二人と母と暮らしてる。」
「大変だね。」
「君は?」
「家族はいるが。母は嫌いだ。家事もできない母親だからね。弟もごはん食べさせてもらえないから近所の家に食べに行ってるよ。けど父は好きだ。仕事もできるし。なんでもできる。」
「お前も苦労しているな。光。」
「まあね。でも空を見ているとさ。家族が嫌いなことも忘れるんだよ。友也。」
「確かに。きれいな空だ。」
「なあ。友也。あの白い雲。なんていうと思う?」
「わからない。」
「蒼天雲っていってな。願いをかなえる雲ともいうが平和の雲ともいう。」
「平和の雲。」
「俺はな。友也。あの雲のような蒼天の世界を作れる王になりたいと思う。民や貴族。すべての人が幸せにできる世界を作りたいのだ。」
「それはいい考えだ。俺もしてみる。」
「じゃあ一緒にいつか。この夢を叶えよう。友也。」
「ああ。約束な。光。だがそれは一緒にすぐには叶えるのが無理だ」
「なぜだ?友也」
「光天。俺は最初の両親が離婚した。かつての呪いが原因でさ。だから幼い頃、国が滅んだから。けど青龍が神の神託をくださったから新しい父に元父親が青龍の籠の力を与えたから。
二番目の父親、母が王と王妃になってさ。俺と弟も新しい家族と青龍国を復活させたんだ。
けど新しい父も戦争で行方不明になりいま青龍国は閉ざされてるんだ。」
「そうか。何も知らず、夢の話をして。すまぬ。なら私がお前の国をすくってやる。そしてこのかつての神の呪いを終わらせ、友に蒼天の世界を作ろう。」
「ああ。ありがとう。光天」
「ああ。見ろよ。友也。きれいな空だ。俺達の夢は一緒だな。なあ友也…。あの空、きれいだな」
「うん。蒼天乃空だ。俺、あんな空色のような城をいつか作りたい。そして人をづ救いたいんだ。傷んだ民の心を」
「俺も同じだ。一緒に作ろう。友也。二人で」
「ああ」
2人は指切りして、野原で別れた。友也が去った後、光天は人びとを呪詛から救い続けた。
一方、友也も東の国の民が光で苦しんでる姿を見て、寄り添い、青龍の力で救い続けた。
光天はその知らせを前原隊長から聞き、嬉しく思い続けた。
「あいつも民を救っているんだな」
一方、友也も光天が民を呪詛から救っている知らせをブラット兵から聞き、喜びに満ちて祝福会を開いた。二人は互いに手紙でやりとりしたり、互いの城に招き、お茶会、食事会したりする中だった。俺と光天はこの頃、友だった。だがその友情は突如、一変した。
光の神、光精が青龍国の神がこの世を破壊するという余地をしたのだ。
そして、ある事件が起きた。光精は友也がいる光天国に光の力を解き放たれた。人々は苦しみ、友也も光で支配したのだ。友也はこの事件が原因で光天を恐れた。
「光天。俺を殺す気か。許さない。俺はあの光が嫌いだ。眩しい。なんとかしないと。」
友也は青龍の魔力を使い、光天と戦い続けた。だが二人の強さは互角であり、引き分けとなった。だが青龍国と光天国の戦いはこれで終わりではなかった。この時の俺は気付いていなかった。あれは光りの神、光精の仕業だと。俺は誤解をしながら生き続けた。
あの夢はまだ続く。忘れられない夢だから。
すべてはここから始まった。
END
次週は新章でスタート
光天国次女、光天鈴十四歳。
父と母に定めを与えられながら耐え、国を守ろうとする。しかし、純粋さを忘れず、光天村と国の平和を守るため邪悪な青龍軍団を倒すとの誓いを立てるのであった。
まだ闇の眠りから醒めない青龍の空に、彼女の誓いが響いたのであった。
蒼天乃心父が目の前で死んだ。その光景を見た鈴は立ち上がった。
「…お前が隊長か。」
「そうだ。我は青龍騎士隊長クロードだ。貴様らはもう敗北が決まってる。我が国の勝利が決まる。」
鈴はクロードに言った。
「お嬢さま。まだ終わりではないわ。」
クロードは鈴に剣を向けて言った。
「あがいても無駄だ。行くぞ、兵ども!」
「はい。クロード様!」
クロードは光天軍に向かっていった。そして攻撃を仕掛けた。
「我が騎士隊の力を思い知るがいい。食らえ、ダークソルトレイオブジェクト!」
闇吹雪が鈴たちに接近していた。鈴は拓也に指示した。
「禁術をやるわよ。作戦は私が伝える。まず、術を唱えている間に契約剣術で融合術を発動させ、敵の闇の力を跳ね返して。いい?」
「わかった。行くぞ、鈴!」
鈴は言った。
「はい。では作戦開始!」
「これで終わりだ! はーっ!」
クロードが放った闇の吹雪が近づいてきた。
「今よ、拓也君!」
「おう。融合術発動。第三解放!」
拓也は術を唱えた。
融合剣術】
「いにしえの力よ、我が剣にいにしえの精霊の力を与えたまえ」。
光が解き放たれ、光の剣が現れた。拓也は剣を握った。
そして敵に向かい走り攻撃を仕掛けた。
「クロード。終わりだ! 食らえライトニングソード!」
拓也はクロードを切り裂こうとした。しかし、クロードはそう簡単に切れる男ではなかった。
「効かぬと言ったろう。食らえ、レボルトバリア!」
クロードは特殊結界で拓也の攻撃を跳ね返した。
「やるな。だが俺は時間稼ぎだ。」
「なんだと?」
クロードは驚いた。
「嘘は言ってないぞ。お前の結界には穴が空いてるんだ。」
「くそっ。」
拓也は笑って言った。
「命拾いしたな。さようなら。」
クロードは怒りに狂った。
「くそ!」
拓也は吉岡に言った。
「吉岡、あとはと頼む。」
彼は笑って言った。
「おう!」
一方、鈴は禁術の力を唱えていた。
【禁術発動】
「かの者に答え給え。いにしえの光の花の力を解き放て。そして我が命に従い、いにしえの邪悪な敵を払いたまえ。」
一方、吉岡は、契約術を唱えた。
【契約術】
「契約術発動! 闇よ! 我が剣に闇と光の力を与え給え! いにしえの花を解き放ちたまえ! スレート!」
闇が解き放たれた。そして、光の花の剣が現れた。
吉岡は剣を握り、走り始めた。
「いくぜ、クロード。これでお前らは終わりだ! 切り裂け、ライトニングダークプリンスソード!」
敵の力を切り裂いた。
「拓也、止めだ。今だ、行けーっ!」
「おう。食らえ、フラワーライトセイティールソード!」
クロードを切り裂いた。
「わあっ…この我らがここで終わりなど…あり得ぬ。食らえ、ザフトダーク!」
闇の破壊光線が飛んできた。
「そう来ると思ったわ。禁術解放、ディライトフラワーハレィションー!」
花の破壊光線で敵の力を破壊し、そしてクロードが率いる兵軍も破壊した。
「わーっ!」
ついに青龍軍は鈴軍に敗北した。
「なぜだ? なぜ我々が負けるのだ?」
鈴はクロードの傍に駆け寄った。そして剣を向けて告げた。
「それは我らを恐れているからです。」
「恐れているから勝てなかったか?」
鈴は言った。
「けれどあなたはもう戦うことはできないはず。」
クロードは言った 。
「確かに、君の言う通り私には恐れもない。もはや生きる希望もない…。」
鈴は言った。
「一つだけあります。ただあなたには罪を償っていただきます。」
「…。」
クロードは何も言わなかった。まるで罪を認めたような表情をしていた。
「クロード・リア隊長。あなたを私の父殺害罪で逮捕します。」
クロード隊長は鈴により逮捕された。
「終わったんだな。」
鈴は拓也に言った。
「そうね…。」
吉岡君は笑って言った。
「これが終わったら卒業か。」
拓也は言った。
「いや、卒業前に結婚式らしい。」
吉岡は落ち込んだ表情で言った。
「ああ。浩之と鈴のだな。さびしいけどしかたないな。鈴、おめでとう。」
鈴は笑って返事をした。
「ありがとう。でも奴らを倒すための結婚だからしかたないよ。」
二人は頷いていった。
「そうだね。」
鈴は言った。
「ただ、守るって言ってくれたからついて行くだけ。」
拓也は言った。
「鈴、この先もやつらと戦い続け、平和の世界を築くんだな。」
鈴は言った。
「そうだね。私たちの未来は変わる、きっと。」
吉岡は言った。
「うん、じゃあ行こう。その前に言いたいことがある。」
鈴は尋ねた。
「何?」
吉岡君は鈴に告白をした。
「好きだ、鈴のことが。叶えられるなら、叶えられている。でも無理だから今、言う。」
拓也はその様子を見て慌てて言った。
「俺も鈴が好きだ、この先も。」
鈴は笑って言った。
「ありがとう。じゃあいつか迎えに来て。どっちかが私をね。」
拓也達は言った。
「ああ、約束するよ俺たち。だからそれまで友としてお前を死なせないからな。」
鈴は言った。
「ありがとう、約束ね。」
二人は笑って頷いた。
「うん。」
私は拓也たちと指切りをした。
私たちが戦いを終えて学校に戻ったのは三日後のことだった。
「みんな、ただいま!」
クラスメイトたちは喜んだ。
「おかえり、鈴。お疲れさま。」
鈴はクラスメイトに言った。
「みんな無事でよかったわ。」
クラスメイトは言った。
「ありがとう。昌樹君も皆を守ってくれてありがとう。」
昌樹は言った。
「いいや、俺一人じゃどうにもできなかったけれど、あいつがサポートしてくれたから。」
浩之は黙って頷いた。
「…。」
吉岡たちは浩之に近づき言った。
「浩之…。」
浩之は二人に言った。
「吉岡、拓也、おかえり。」
二人は言った。
「ただいま、浩之。」
浩之は笑って言った。
「おかえり。鈴を守ってくれてありがとう。」
吉岡は言った。
「いいや。俺、拓也と鈴が来てくれなかったら死んでたよ。むしろ感謝するべきだと思ってる。」
浩之は笑って尋ねた。
「吉岡…あっ、鈴は?」
吉岡は答えた。
「ああ、さっき昌樹と話してから外に出ていったぜ。」
浩之は笑って言った。
「ありがとう。」
俺は鈴のところへ向かった。外に出ると桜が咲いていた。 そこに鈴が立っていた。
「鈴…。」
姫が後ろを振り返ると、浩之が立っていた。
「浩之君。」
僕は鈴のところへ行った。
「鈴、おかえり。」
彼女は笑って言った。
「ただいま。」
鈴は微笑んでいた。眩しかった。僕は鈴を抱きしめた。
ガサッ
「浩之君…。」
僕は彼女に言った。
「すごく心配した。お前が死んだのかと思い不安になった。けど鈴は勝ってきた。正直言うとほっとしている。本当によかった。」
彼女は涙をこぼしながら笑って言った。それは嬉しい涙だった。
「ありがとう。私も浩之君が無事でよかった。浩之君と昌樹君の声、聞こえたよ。」
彼の頬から涙がこぼれ落ちた。それは嬉しい涙だった。
彼は笑って言った。
「ああ、俺も。俺らを導いてくれてありがとう。」
鈴は笑って頷いた。そして僕に告げた。
「…うん。私たちつながっているんだね、みんな。」
彼は言った。
「ああ、当たり前だよ。…好きだよ、鈴。俺と結婚してくれないか。」
「私も好き。でもこの未来は形だけ。高校卒業まで私は違う人とともに歩むことになるかもしれない。それでもいいの?」
僕は言った。
「それでもいい。これから傍で守るから、君を。それにこの戦場はまだ続く。でも俺、守るから。学校違っても。」
鈴はうなずき言った。
「わかった。私も守っていい? それが約束。私たちの誓いは永遠に続く。どんな困難があっても。それは理解してほしい。」
彼は言った。
「わかった。その約束守るよ。」
彼女は俺の手を握り言った。
「ありがとう。」
彼は告げた。
「王様に挨拶しないと。」
彼女は俺に父の死を告げた。
「父は死んだわ。」
彼は驚き、尋ねた。
「王様が? なぜ死んだんだ?」
彼女は戦場と王のことを僕に話した。
「私を守って死んだの。父は最後まで王の役目を果たした。灰になって消えても父は私たちの心の中にいる。」
彼は悲しみの視線で言った。
「そうだね。」
鈴は浩之に言った。そしてペンダントを差し出した。
「父からあなたに渡して欲しいって。これを。」
僕は王様から鈴に託された贈り物を受け取った。中を開けると二つの指輪が入っていた。
「これは?」
鈴は言った。
「父が残した魔法の指輪よ。」
浩之は尋ねた。
「王様は何のためにこれを?」
鈴は答えた。
「城の人の話によれば、国を守るために作られた指輪らしいわ。」
浩之は頷いた。彼は言った。
「この指輪に誓い生きていこう、高校卒業するまで。あいつらと戦いながら平和を築き、一緒に光天国を青龍国とともに造る世界を。次の人につなぐまで。」
鈴は笑って頷いた。
「うん。」
私達は互いに誓いを立てた。
人は大人になり初めて気づくことがある。時間がかかるけれど、変えていくのが私たちではないだろうか。これはそんな社会の道に向かう少女が、愛と平和の道に気づく物語。
【光と闇の主人公、友也と光天勇気の出会い】
俺は斎藤友也。現在、二十六歳。青龍国の国王である。俺は光天を殺した。第四戦争で。
こんなことを友にするはずなかった。「なぜ、殺さないといけなかったのか」いつも心の中で悩み、苦しみ続けた。「もし戦わず、話し合いをしていればこうならなかったであろう」そう思うようにもなっていた。これまで俺は光天国に敵意を持ち、光天国に刃をむけた。なぜ俺がこんなことをするようになったかと
人びとは疑問に思うであろう。でがそれは俺が光天国の神の力を恐れたからである。
俺がこうなったのは俺の父親が原因である。
俺の最初の父親、斎藤久である、彼は青龍の神から神託をいただき、青龍の力を求めた。
俺の母は明美という。母は王妃だった。青龍国は穏やかな日を送っていたが光天国が率いる
兵に攻め込まれ、光天国の神、光精の力により青龍国は敗北した。だがこれで終わりではなkった。父は俺と母と別れを告げた。、その時の俺はまた子供の頃、俺らは母と共に普通の生活をしていた。城には住んでいなかった。あのころは楽しかった。だがある日、家族の幸せは突然消えた。父、久が母と俺達を告げた瞬間、父が消えたからだ。
だが突如、現れた神、青龍に神のお告げで導かれ、父は、神の力を青龍から受け取った。二番目の父親、達様からの聞いた話だが父、久はまだわずかなローソク一本のような灯の光を心の中に宿っていたため。希望の光を信じてたと
聞いた。そして久は神から信託された。青龍の籠の力を青龍の血を引く流星達、織姫という娘に託した。俺には兄弟がいる。光男、松だ。俺が光天を襲う前のことだ。
俺達は二番目の父になった。達様、母になった織姫に引き取られた。新しい母、織姫と達さまに連れられ、青龍国の跡地に言った。そして、新しい父、母と共に青龍の転生術を唱え、城を復活させた。お城はきれいな青い色をしていた。俺はその灯の光りに見とれた。
達様は軍などを用意して、新たな政権をたてた。そして斎藤達という名を神から信託された。
一方、織姫も神様から信託され、王妃となった。そして、斎藤織姫妃となり、俺達も殿下となり、青龍国は再びよみがえった。だが再び青龍国に危機が迫ったのである。光天国の遠い、親戚、末良国がせめてきたからである。彼は勇気の嫁、彰子(あやこ)の実家でもあり、優れた
光りの力を持つという。彼女の母、王妃、朋美妃、国王、貞保も光の力を持っているのであった。彼らは俺が住む青龍国に襲いかかった。ファシーズによれば彼らは俺らから青龍の力を奪い、それを利用し、新たな領地を作ろうと企んだ。俺の二番目の父、達王は彼らを止めようと
した。しかし、力は末良国のほうが上手であったが父は、戦った。青龍の力を使い、俺と弟は城からその戦いをみていた。だが父は末良国の王の
力と自らが放った青龍の力があいうちになり、父は青龍の力に吸い込まれ消えた。俺と弟はショックのあまり、城から叫んだ。
「父上!」
叫んだ瞬間、俺達が住んでいた城は別の場所に移管した。母は父を探した。
だが父は見つからなかった。そして、俺は大人になった頃、俺は父の代わりに王になった。
だが青龍国は静かな生活を過ごし続けた。あの戦争で王、達様が消えたからだ。
俺、弟達、そして母の心は悲しみ、怒りと孤独に包まれた。だが俺達には心の中に灯の光りが
あった。その光が父が見つかったとき。希望の光と共に現れるだろうと。
これがおれが光天を恐れる原因を作った。だがたとえそれが原因であっても俺達は互いのことを知らんかった。だがこれだけは言える。西の国に視察に行かなかったらあいつとであっていない。俺が光天と友になったのは月日が流れた、12月の頃だった。俺はこのままじゃいけないと思い、旅にでた。東西南北の旅に、そして西の国にきた。
そこは村もあり、城もあり、緑もあり、青空は蒼天であった
俺は光天国の領地に来た。母と弟と共に。青龍国の生活は不安定。心の中は孤独だった…。
孤独な思いを抱え、野原を歩いているときれいな花畑を見つけた。
俺は花が大好きだった。
「なんて綺麗な花畑だ。東の蒼天村ではみたことがない。」
感動のあまり俺は座り込んだ。その時、後ろから声が聞えた。
「君はどこから来たんだい?この光天国の村の人間じゃないね。」
「誰だ。」
俺は剣を握り、立ち上がった。振り返ると青年が立っていた。
俺と同じ年ぐらいの青年だった。
俺は彼に尋ねた。
「剣を向けてすまぬ。君は誰?」
「いやいい。いきなり声をかけた僕が悪いのだから。俺は光天国王勇気という。」
「光天、よろしく。けど名前が変わった名前だなあ。俺は斎藤友也。友也でいい。」
「よろしく。友也。俺のことは光と呼んでくれ。」
「ああ。よろしく光。」
俺と光は握手をした。俺と光は花畑に座って空を見ながら話をした。
「友也。光天丘は初めてか?」
「ああ。」
「家族は?」
「いる。けど父はいない。消えたんだ。今は弟、二人と母と暮らしてる。」
「大変だね。」
「君は?」
「家族はいるが。母は嫌いだ。家事もできない母親だからね。弟もごはん食べさせてもらえないから近所の家に食べに行ってるよ。けど父は好きだ。仕事もできるし。なんでもできる。」
「お前も苦労しているな。光。」
「まあね。でも空を見ているとさ。家族が嫌いなことも忘れるんだよ。友也。」
「確かに。きれいな空だ。」
「なあ。友也。あの白い雲。なんていうと思う?」
「わからない。」
「蒼天雲っていってな。願いをかなえる雲ともいうが平和の雲ともいう。」
「平和の雲。」
「俺はな。友也。あの雲のような蒼天の世界を作れる王になりたいと思う。民や貴族。すべての人が幸せにできる世界を作りたいのだ。」
「それはいい考えだ。俺もしてみる。」
「じゃあ一緒にいつか。この夢を叶えよう。友也。」
「ああ。約束な。光。だがそれは一緒にすぐには叶えるのが無理だ」
「なぜだ?友也」
「光天。俺は最初の両親が離婚した。かつての呪いが原因でさ。だから幼い頃、国が滅んだから。けど青龍が神の神託をくださったから新しい父に元父親が青龍の籠の力を与えたから。
二番目の父親、母が王と王妃になってさ。俺と弟も新しい家族と青龍国を復活させたんだ。
けど新しい父も戦争で行方不明になりいま青龍国は閉ざされてるんだ。」
「そうか。何も知らず、夢の話をして。すまぬ。なら私がお前の国をすくってやる。そしてこのかつての神の呪いを終わらせ、友に蒼天の世界を作ろう。」
「ああ。ありがとう。光天」
「ああ。見ろよ。友也。きれいな空だ。俺達の夢は一緒だな。なあ友也…。あの空、きれいだな」
「うん。蒼天乃空だ。俺、あんな空色のような城をいつか作りたい。そして人をづ救いたいんだ。傷んだ民の心を」
「俺も同じだ。一緒に作ろう。友也。二人で」
「ああ」
2人は指切りして、野原で別れた。友也が去った後、光天は人びとを呪詛から救い続けた。
一方、友也も東の国の民が光で苦しんでる姿を見て、寄り添い、青龍の力で救い続けた。
光天はその知らせを前原隊長から聞き、嬉しく思い続けた。
「あいつも民を救っているんだな」
一方、友也も光天が民を呪詛から救っている知らせをブラット兵から聞き、喜びに満ちて祝福会を開いた。二人は互いに手紙でやりとりしたり、互いの城に招き、お茶会、食事会したりする中だった。俺と光天はこの頃、友だった。だがその友情は突如、一変した。
光の神、光精が青龍国の神がこの世を破壊するという余地をしたのだ。
そして、ある事件が起きた。光精は友也がいる光天国に光の力を解き放たれた。人々は苦しみ、友也も光で支配したのだ。友也はこの事件が原因で光天を恐れた。
「光天。俺を殺す気か。許さない。俺はあの光が嫌いだ。眩しい。なんとかしないと。」
友也は青龍の魔力を使い、光天と戦い続けた。だが二人の強さは互角であり、引き分けとなった。だが青龍国と光天国の戦いはこれで終わりではなかった。この時の俺は気付いていなかった。あれは光りの神、光精の仕業だと。俺は誤解をしながら生き続けた。
あの夢はまだ続く。忘れられない夢だから。
すべてはここから始まった。
END
次週は新章でスタート
光天国次女、光天鈴十四歳。
父と母に定めを与えられながら耐え、国を守ろうとする。しかし、純粋さを忘れず、光天村と国の平和を守るため邪悪な青龍軍団を倒すとの誓いを立てるのであった。
まだ闇の眠りから醒めない青龍の空に、彼女の誓いが響いたのであった。


