蒼天乃王

【蒼天乃戦い】後編

加奈恵は紫織の傍に寄り、こう言った。
「大丈夫よ。光りの剣でどうにかする。エンジェルソード!」
加奈恵は光の剣を紫織の体に刺し、浄化し始めた。
一方、浩之は城で光天の復活の授受門を唱えようとしていた。
「浩之。大変だ。生徒たちが闇に侵された。」
「なんだって!それで学校はどうなっている。」
「鈴の親友と学校の先生が生徒の呪詛を浄化しているみたいだ。」
「鈴は?どんな状況だ!」
「鈴は学校内の綬を闇の原因を調査している。」
「なるほど。外の状況は!」
「外は精森軍と減とグラン軍が戦闘中だが友也が戦闘を仕切り、突破している。南は壊滅、東、北、西の侵入は防ぐことに成功いたしました。」
「よくやった。さすが精森。学校の様子は?」
「実は鈴の親友加奈恵が闇に侵されたクラスメイトを浄化しているようだ。」
だが戦闘は厳しい。学校内にも怪しい動きがある。
「よし。チャンスだ。吉岡。第二策を実行する。輪廻転生術だ。準備は整った。さあ始めるぞ。」
浩之は輪廻術を唱えた。
【術式】
「いにしえの汝よ。あの死から天に授けられた魂よ。いまこそ我が力となり蘇りたまえ。ライトセイソール!」
光天王の体の中に光が入り込み、次第に闇を浄化しつつあった。光が放たれた瞬間、光天王は目覚めた。
「王様!お目覚めでしょうか?」
「浩之と吉岡か?」
「はい。王様。」
「君たちが代行を勤めたことは耳に残っている。神から聞いた。よく持ち越した。」
「おそれいります。」
「挨拶をしている暇ない。明光高校に向かえ。鈴たちが危ない。敵が三人いる。少女の闇も危ない。急ぐのだ!」
「分りました。浩之。行くぞ!」
「おお。」
「頼んだぞ。」
「はい。
浩之たちは明光高校に向かった。
「私も参ろう。戦地へ。」
王妃は驚いた。
「王様…おかえりなさい。帰還をお待ちしていました。」
「王妃…苦労掛けた。あのとき死んだのは娘のためだ。だがもう死ねない。神が奴を救うまで生きろと命じたから私は生きて救わないと行けない。力をまた貸してくれないか。」
「勿論です城は私にお任せください。」
「頼んだぞ。」
「はい。王様。」
光天王は戦地に向かった。
一方、グリシス副隊長は光天国の動きに気づいた。
「グリシス様。大変です。浩之様が光天を目覚めさせることに成功いたしました。」
「くそっ。よくも我が軍の勝利を崩そうとしたな。断じて許す訳にはいかない。」
側近兵は言った。
「どうします。グリシス様。浩之は光天王を生き返し、戦地に向かわせました。このままでは奴らに再び支配されてしまいます。今の統一が無駄になります。」
グリシスは笑って言った。
「名案がある。生徒に大量の呪詛をかけ、奴らをおびき寄せるのだ。再起由衣、島原紗代をここに呼べ。彼女たちとそなたを学校に向かわせる。そして、攻め込むのだ。これこそ我が王の策にふさわしい統一だと思わぬか。」
兵士は答えた。
「はい。とてもすばらしい考えです。では彼女たちをお呼びいたします。」
「頼んだぞ。」
しばらくして兵士はグリシスの前に再起由衣、島原紗代を連れてきた。グリシスは尋ねた。
「連れてきたか。」
「はい。」
「では三人に命ずる。明光高校にいる。生徒全員に呪詛をかけよ。そして邪魔をする生徒がいたら速やかに抹殺せよ!」
「承知。」
「では行け。」
グリシスは術を唱えた。
「ああ神よ。今こそあの場所に導き給え。ブルーシート!」
三人は明光高校にたどり着いた。
「ここは明光高校の中ですか?」
「ああ。名を言うのを忘れていた。私は古森側近兵だ。ここは校舎の中だ。この校舎には生徒が沢山いる。階は四階まである。今回の任務は生徒に呪詛をかけることだ。もし、怪しい敵がいれば抹殺しろ。君たちはここの生徒だ。だが先生には気をつけろ。抹殺はできるだけさけるように。」
「承知。」
「私は。生徒に術をかける。君たちは抹殺をしろ。怪しいものがいたら。」
「分かりました。では行って参ります。」
「頼んだぞ。」
「はい。」
再起たちは校舎内の偵察に向かった。古森は術を唱えた。
「我が天与。生徒たちに邪悪な闇を解き放ちたまえ。クラインダーク!」
その瞬間、生徒たちが次々と苦しめ始めた。
「苦しい。この痛みは何?」
「これは。どういうことですか?先ほど呪詛をとったばかりなのに。」
「分かりません。出来る範囲でなんとかします。」
「苦しい…助けて。」
「紫織。しっかりして。」
紫織は意識不明になった。
「紫織が。意識失った。どうしよう。」
「大丈夫。皆助ける。この剣で。」
加奈恵は、浄化術レイナを唱えた。
【術式】
「いにしえの邪悪な闇を浄化したまえ。ライト!」
生徒たちに掛けられた闇は浄化された。紫織に掛けられた呪は消えた。
「これで大丈夫よ。あとは彼女たち次第。」
「ありがとう。紫織…よかった。」
バン
何者かが攻撃してきた。
「危ない!レイントソード!」
加奈恵は剣で結界を張り、クラスメイトたちを守った。
「大丈夫ですか?」
「はい。先生。ここは危険です。生徒たちを非難してください。体育館に。体育館には結界を張っていますので。お願いします。」
「分かりました。あなたも生徒です。無茶しないように。」
「はい。」
先生は生徒を連れ、体育館に行った。
「あなた一人だけ残るとは。さすがね。」
「あなたは何者なの。」
「私は。由衣。あなたの親友。」
「親友だって。鈴を狙っているくせに。」
「そう。私は鈴を狙っている。青龍家の勝利のために。」
「青龍家の勝利だと。ふざけないで。鈴から聞いている。あなたたちは統一軍を結成している。」
「そう。私たちは友也様のためにこの学校に入った。あなたは私の思うように動けばいい。ここの生徒は皆。私の物となる。」
「さあ。最後の仕上げをさせてもらうわ。皆私の配下となれ。クラインダークソード!」
由衣早見を解き放った。闇は避難してない生徒たちに襲いかかった。
バン
「させない。癒やしは同発動!防衛。」
加奈恵は生徒たちに結界を張った。
「こんな能力では勝てないわ。あなたは弱い。食らいなさい。波動の剣。無限ソード!」
「私は弱くない。腐っているのはお前だ。ソードバスター切りさけ。烈風ソード。」
「このくそ女。くたばれ。ダークセイソード!」
剣と剣がぶつかった。だが由衣の方が力は上手だった。
「くっ よい。こいつを切ろうと思っても切れない。でも倒さないと。でもこのままでは皆が持たない。皆を庇いながら戦うのは無理。どうすればいい。」
「ふふふ。そろそろ終わりにしましょう。」
「くそっ。ここまでなの。私の力は。」
「違うだろう。お前は強い。だがお前は一人じゃない。」
後ろを振り返ると先生が軍を率いて立っていた。
「邨瀨先生…。」
加奈恵の頬から涙がこぼれ落ちた。先生は加奈恵の方に触れた。
「泣くのはあいつを倒してからだ。」
「はい。でも由衣は強いです。」
「ああ。鈴と先ほどあったよ。鈴によれば奴は軍を率いているらしい。」
「軍を?」
「そうだ。後ろを見てみろ。」
加奈恵は由衣の後ろを見ると二百万人の兵が立っていた。
「これは!先生。」
「ああ。だからやつは強い。だが奴は生徒だ。生徒は生徒らしく生徒指導室に連れて行き、指導しないと行けない。」
「でも先生。どうやってやるのですか?」
「学校内に結界を張って貰った。須々木先生に。壊れても修復できる結界だ。存分に戦える。だが奴を倒すには軍がいる。我が校にも軍がいる。奴の軍は
これで防ぐ。加奈恵、力を貸してくれないか?先生の頼みだ。」
「はい。」
「話し合いは終わったかしら?」
「終わりました。」
「先生なんていらない。この世は先生も生徒もいらない。いるのは我ら成功連のみ!」
邨瀨は言った。
「君の言っていることは理解できない。生徒指導に行こう。話を聞く。」
「話だと。」
「そうだ。君も生徒だ。統一せず。学校生活を過ごせ。」
「ふふふ。笑わせないで。この学校を統一し、築くのは青龍国です。光天には渡さないわ。」
「国を一つにすれば。いい話よ。」
「一つ。我らは我らよ。お前たちやってしまいなさい。先生と共に破壊せよ。」
「仰せのままに!我ら青龍軍。いまこそ勝利へはー」
「食らえ。はー」
由衣と青龍兵は加奈恵たちに襲いかかった。
「やれやれ。仕方ない。行くぜ。おまえら!」
「はー。我らは光天兵。邨瀨隊長と共にあれ。はー ライトソード!」
「行くわよ。二等剣。我がミラへ。ダブルソード。」
「食らえ。ライトソード!」
邨瀨が率いる軍と青龍軍と由衣と加奈恵の戦争が始まった。一方、鈴は黒い闇の異変に気付いていた。
「これは!生徒が死んでいる。いったいどういう。」
バン
槍が飛んで来た。
「危ない!」
鈴は目を閉じた。目を開けると降雨先生がいた。
「先生。」
「怪我はないか?鈴。」
「はい。」
「よかった。いつも花くれるから礼がしたくて。」
「先生。ありがとうございます。」
「うん。だが礼を言うのは早い。あいつを倒してからだ。」
「はい。」
「ふふふ。あら、てっきり刺されたかと思ったけど生きていたのね。」
「松藻と島原。」
「あら親友のこと覚えてくれたの。」
「親友じゃないわ。あなたたちは殺人犯よ。」
「そうかもしれない。けど私はここの生徒。そして友也様の配下。私たちには使命がある。いまこそ我が使命を果させてもらうわ。兵士。奴らを叩き伸ばしなさい。そして友也に捧げよう。」
「はいっ」
「我らの天下を今こそ解きはなちたまえ。レイディスソードダーク!」
呪詛に襲いかかってきた。
「させない。兵士。奴の兵を破壊しなさい!」
「はい。鈴様。行くぞ!我は光天軍今こそ栄光の勝利へ。はー」
兵士と兵士の戦いが始まった。
「鈴。呪詛が迫っている。策は?」
「なら。ここで食止めるのみ。食らえ。光の波動!クラインソード!」
鈴の放った光は闇を浄化した。
「なかなかやるわね。兵士ども彼らを殺しなさい!」
「はい!」
兵士たちは剣を握り、鈴たちに襲いかかってきた。
「我は青龍国の配下。我の名は槍部隊館町古森。いまこそ貴様らをこの世界から追補させる。我が槍の力を受けるがいい。はー」
「はー」
古森が率いる軍は鈴たちに襲いかかってきた。
「させない。光天の槍部隊よ。反撃開始よ!」
「はい!姫様!我は光天軍槍部隊隊長フリードだ。いまこそ貴様らをこの学校から追放する。かかれ!」
「はー」
光天の槍部隊と青龍家の槍部隊の激しい戦いが繰広げられた。
松藻は言った。
「兵を動かすのは見事。だけどそろそろ私らの言うこと聞いてくれたら、ここを退場させてもいい。」
「それはできない。貴方たちを追い出し、友也を救う。それがお父様の未来。」
「くだらないわ。未来だと。光天は我らを超えている。それが罪よ。友也様は何年も平和を築いていた。しかし、お前らの国により、友也様の力は消えかけた。貴様らが心も統一も崩したからだ!」
「…確かにやり方は違うかもしれない。けどお手本にすれば共にできるはずよ。」
「お手本だと。戯れことに過ぎないわね。あなたには判らないわね。ならここで殺してあげましょう。」
「食らえ。ファイアリーソード!」
松藻は火の剣を握りしめ、鈴に襲いかかってきた。
「ならこれはどうだ。フラワーソードフォーティ」
花水の剣で松藻と剣を受け止めた。
「やるわね。けど水は火を消す。けど水は火に弱いのよ。死ね!」
「くっ」
「鈴!」
鈴原先生は鈴を助けようとした。
「行かせてたまるか。グイートダークソード!」
闇の剣が先生に襲いかかった。
「面白いなら光で打ち砕くのみ。ライト!」
先生は光で闇の剣を防いだ。
「危なかった。」
「先生!大丈夫ですか。」
「ああ。」
「よかった。こいつ強い!なんとかしないと。浄化してもすぐ切られる。どうすればいいの。」
「終わりよ。鈴!ソードダーク。」
闇の剣が鈴を突き刺そうとした。
「駄目だ。間に合わない。私死ぬの…」
鈴は目を閉じた。音がした。
バン
「大丈夫か!鈴。」
目を開けると吉岡が攻撃を剣と縦で受け止めていた。松藻の剣を見た。彼女の手から消えていた。
「うん。ねえあの剣消えている。」
「ああ。あれが俺の能力だ。」
「強くなったね。」
「ありがとう。話は後な。鈴。」
鈴は頷いた。
「あと少しだったのに。剣がない。どこに。」
「お前の剣は消しとんだ。俺の剣は中学の頃より強くなっている。
この刀剣には抹殺乃力が宿っていて、さらに物流の物を消すことも出来る。」
「くっ」
一方、鈴原は反撃を仕掛けようとした。
「貴様はこの先生が指導してあげる。」
松藻とは言った。
「行かないわ。私は悪いことしていないもの。」
「している。鈴をいじめたろう。鈴はいい生徒だ。悪いことはしない。花も素敵に生ける。お茶もすばらしい。鈴のどこがいけないのだ。」
「気に入らないだけ。あの笑顔が。私たちを嫉妬させる。だから許せない。だから友也様についた。友也様は私たちを良き方向に導いてくださる。神だから。」
「確かに。神はいるかもしれない。だが神は見えないお方だ。だが神は争いを望んでいない。救いを求めているんだ。とだから。松藻。君が信じている神は人間だ。友也は神ではない。」
「黙れ。先生のくせに随分とお説教するのね?」
「それは君が生徒だから。生徒の過ちをただすのも先生の仕事だ。」
「そうですね。悪いけど先生だろうと容赦はしないわ。」
剣を抜いた。
「死ねー先生!ダークリズムソード。この剣はね肉体ごと切りさく闇の剣。先生の体を崩壊させるの。死ぬ前に教えられて良かったわ。さようなら先生…」

闇の剣の力は鈴原に襲いかかった。
「俺たち教師には生徒を守り、生徒を救う任務がある。だから先生は自分の責務を全うする。救いの力を七光りの術光の波動光千ソード!」
先生が放った光は松藻との闇を浄化し、弾きかえした。そして光は松藻に襲いかかった。
ここで死ぬ訳にはいかない。友也のために…ダークレイ!」
松藻とは鈴原の術を消しとんだ。
「さすがだ。松藻。」
「先生もね。」
先生は笑って言った。
「お前も。だがここからが本番だ。特別授業をする。お前と戦う。タイムは今、十三時だから二時までだ。先生が勝てば友也から手を退け。お前が勝てばお前の言うことに従うよう鈴に伝える。どうだ。」
「いい名案ですね。いいわ。載ります。」
「では始めよう。授業を。」
「はい先生。」
鈴原と松藻とは剣を抜いて走り出した。
「はーくたばれ!先生。」
「手を退け。松藻!はー」
戦闘が始まった。
「私はなにも悪くない。はー」
続く
【復讐者の生徒、救おうとする学校】
光天国の娘、鈴姫の命を狙うため、使い魔の中本、松藻、島原達を姫の学校に潜入するよう青龍王は命じた。彼女たちは学校に潜入し、呪詛をかけた。その瞬間、鈴の親友、志桜里が呪詛にかかった。鈴は大親友の加菜恵と千鶴たちと呪詛をとくため中本達とたたった。
鈴は、松藻に呪詛をかけられそうになった。突如現れた、鈴原先生が光の神から信託された
光りの力で鈴を救った。鈴は鈴原先生の生徒でもある。松藻も生徒であるため、先生には
彼女を止める必要があった。
鈴原教師は彼女と魔力同士の戦いを繰り広げた。
一方、鈴は傷を癒やし、立ち上がった。
「大丈夫か?鈴。ありがとう。」
「うん。ありがとう。ねえ島原さんなんか様子変だわ。」
「ああ。俺も同じだ。ちょっと試したいことがある。手を貸してくれ。鈴。」
「うん。」
鈴と吉岡は剣と杖を抜いた。
「行くよ。いにしえの光よ。我が糧となり邪悪な闇を払いたまえ。ライトライトフィルーゼ!」
光の鶏桜が現れた。
「今よ。食らえ。フラワーリファー!」
破壊魔法が島原に襲いかかった。
「させない。食らいなさい。ダーク青龍ソード!」
島原は青龍竜に姿を変えた。
「あれは?龍だと。」
「青龍竜よ。あれは島原の使い魔よ。あれは島原じゃない。」
「どういうことだ。いま俺たちと戦闘しているのは。誰だ。」
「使い魔の中本由衣。この学校の生徒よ。島原の親友。」
「なんだって。中本の正体は。龍だというのか。」
「そうよ。次の攻撃が来るわ。」
「分かった。」
中本は言った。
「私が使い魔だとよくわかりましたね。この龍の姿が私の本当の姿。人間の姿は借り。だが襲い。知ったところで。さあ殺しの始まりよ。」
「…」
吉岡は尋ねた。
「一つ聞きたい事がある。島原はどこにいる。」
「彼女の親友と戦っているわ。」
「加奈恵に伝えてくれ。この現状を。」
「分かったわ。」
鈴は透し術を唱えた。
「いにしえの声を届けたまえ。フラワーブルー」
光の花びらが加奈恵のいる方向にとんで行った。
「加奈恵聞こえる?」
「この声は鈴。どうしたの?」
「予想外が起きた。いま加奈恵の前にいる少女は本体の島原よ。」
「どういうこと?鈴。」
「私の所にいる少女は使い魔の中本だったの。中本が島原に姿を変えて私の前にいたの。私を連れ帰るために。」
「なるほどね。私はどうしたらいい?」
加奈恵は尋ねた。
「私は中本由衣を倒す。加奈恵は島原を倒して。」
「わかった。でも私の術だけじゃ倒せないわ。先生の力と合わせても。」
「それについては問題無い。」
声がした。
「この声はいったい…」
「はじめまして。俺は吉岡。鈴の幼なじみでもある。俺の職務は光天様の側近だ。」
「光天様は死んだはずじゃ。」
「生きている。浩之の力によって。復活したのは魂がこの地に封印されていたからだ。光天は呪詛を浴び、灰になっただけだ。」
「なるほど。それで彼女をどうすれば…」
「時間を稼いでくれ。邨瀨先生と。援軍が向かっている。それまで踏ん張ってくれないか?」
「わかった。」
「ありがとう。では失礼する。」
声は花びらと共に消えた。
「鈴。行くぞ!」
「うん。行くよ。花びらよ。我が命に答え邪悪な物を破壊したまえ。クリーンライト!」
鈴が放った緑の光は中本由衣に襲いかかった。
「くっ。こんなところでやられるわけにはいかないわ。食らえ。ダークライト。レベルⅥ!」
由衣が放った闇は鈴の光を弾きかえし、鈴に襲いかかった。
「まずいわ。」
「Ⅵだと。大丈夫だ。鈴。俺に任せろ。ソードオブライト!」
吉岡は剣の力で切りさこうとした。しかし、彼女の力が強く、吉岡の剣は跳ね返された。
「まずい。このままじゃ二人ともやられる。浩之、拓也。援護にきてくれ。持たさない。」
「大丈夫だ。もうきている。食らいなさい。ライトグルヘルムバスタ―!」
拓也の放った光は佳也子の力を消しとんだ。
「遅えよ。拓也。死ぬところだったぜ。」
「悪い。きたときに兵に捕まって倒すのに手こずっていた。」
「なるほど。で、青龍軍はどうなった?」
「この剣で切ってやったよ。」
「さすが拓也。じゃあここから先は三人でやるぞ。」
「はい。」
「行くぞ。はー」
「さあ来る通い。邪悪な光天の子よ。」
一方、斉藤友也は光天軍と決戦を繰広げていた。
「はー。食らえ。グリアソード!」
グリア隊長は精森の体を切りさこうとした。
「我に攻撃するとは許さん。我が光天の力を思い知るがよい。食らえ。ライトグリーシールソード!」
精森の剣とグリアの剣がぶつかった。
「こいつ。だがまだだ。はー」
「やるではないかだが我はここで退去する。王様。後は任せます。」
「ご苦労。後はこの友也に任せるがよい。」
「はい。残念だがお前の相手はここまでだ。精森。また会おう。」