【第十二章】 アリスと夕日 (外伝)
僕は涼宮夕日、社会人だ。
僕は毎日いつものように仕事をし、休日は外に出かけ、レンギョというチームの踊りの練習をしたりして楽しい充実な日々を過ごしていた。だがそんな日は長くは続かなかった。空が暗くなり、青い雨が降った。人間は雨だと思い、傘をさす等をする。僕は雨だと思い傘をさした。だが雨は止み、風が吹き、花ビラが降ってきた次の瞬間、今度は光が大量に落ちてきて地面が揺れた。
僕は傘を閉じ、走っていくと道路の横断歩道の真ん中に白いドレスを着て、靴は白いヒール靴を履いていて、髪の長い少女が手を広げ舞っていた。
僕は彼女に一目ぼれし、彼女の傍に行った。
僕は驚いた、彼女の周りをみるとたくさんの町の人が死んでいた。
建物すべて別の建物、景色に変わっていた。
「君が殺したの?」
僕は彼女に尋ねた。
彼女は答えた。
「私が殺した。」
彼女は笑っていた。
「なぜみんな殺した。僕は、今どこにいる。」
「なぜってそれが私の仕事だから…私はここを滅ぼし変える。だから私は空からこの地に来たの。あなたがいる場所は過去の世界。私は未来の世界を過去
に変えただけ。だから人も建物も変わる。素晴らしいと思わない?」
「俺は思わない。君は未来の世界を壊し、未来の人まで殺した。君にとっては、それは大事。けど僕にとっては未来が大事だ。けど君が作った世界は過去だ。
俺はそんな世界望まない。」
「じゃあ私にどうしろうというの?この世界でどうしろと。」夕日は言った。
「みんなと未来の人たち、建物等すべてを元の状態に戻してほしい。」
「難しい問題ね。それをするには犠牲がいるの。犠牲というのは自分の命をさし出すこと。そうすることで私の放った力は浄化されこの世界は元に戻る。」
「そうなんだ。なら私の命をさし出そう。」少女は驚いた。
「あなた、それ正気なの? そんなことをすればあなたはこの世界にいられなくなるのよ。たとえ元の世界に戻っても。あなたは名前も失う。それでいいの。」
「ああ。」
「どうして!」
少女は泣きながら叫んだ。
「君が好きだから。僕は君がほしい。だから僕を連れて行ってくれないか、君の故郷に。だがこの世界を支配はしないでほしい。代わりに君をもらい、君に僕の命をさし出そう。それじゃだめか、美しい少女よ。」
彼女の涙は彼の言葉により消えた。
やがて彼女は彼の前に舞い降りた。
「あなたの気持ちは理解しました。ではあなたをもらいます。あなたの愛を受け入れます。私と共に参りましょう。」彼は頷き、彼女の手を握った。彼は少女と空に上がった。
「私もあなたが好き、あなたと共にありたいと思っているわ。あなたの忠誠心好きよ。私を止めてくれてありがとう。最後に聞かせて、あなたの名前を。」彼は言った。
「俺は涼宮夕日だ。君の名は?」
「セイヌス・アリスよ。アリスと呼んで、夕日。」
「ああ。よろしく。私のアリス。」アリスは微笑み彼に靠れた。
二人は口づけをしながら空へと消えた。その瞬間、彼の世界はもとの世界に戻り、人々から彼の存在は消えた。
これが時空のすべての始まりである。
僕は涼宮夕日、社会人だ。
僕は毎日いつものように仕事をし、休日は外に出かけ、レンギョというチームの踊りの練習をしたりして楽しい充実な日々を過ごしていた。だがそんな日は長くは続かなかった。空が暗くなり、青い雨が降った。人間は雨だと思い、傘をさす等をする。僕は雨だと思い傘をさした。だが雨は止み、風が吹き、花ビラが降ってきた次の瞬間、今度は光が大量に落ちてきて地面が揺れた。
僕は傘を閉じ、走っていくと道路の横断歩道の真ん中に白いドレスを着て、靴は白いヒール靴を履いていて、髪の長い少女が手を広げ舞っていた。
僕は彼女に一目ぼれし、彼女の傍に行った。
僕は驚いた、彼女の周りをみるとたくさんの町の人が死んでいた。
建物すべて別の建物、景色に変わっていた。
「君が殺したの?」
僕は彼女に尋ねた。
彼女は答えた。
「私が殺した。」
彼女は笑っていた。
「なぜみんな殺した。僕は、今どこにいる。」
「なぜってそれが私の仕事だから…私はここを滅ぼし変える。だから私は空からこの地に来たの。あなたがいる場所は過去の世界。私は未来の世界を過去
に変えただけ。だから人も建物も変わる。素晴らしいと思わない?」
「俺は思わない。君は未来の世界を壊し、未来の人まで殺した。君にとっては、それは大事。けど僕にとっては未来が大事だ。けど君が作った世界は過去だ。
俺はそんな世界望まない。」
「じゃあ私にどうしろうというの?この世界でどうしろと。」夕日は言った。
「みんなと未来の人たち、建物等すべてを元の状態に戻してほしい。」
「難しい問題ね。それをするには犠牲がいるの。犠牲というのは自分の命をさし出すこと。そうすることで私の放った力は浄化されこの世界は元に戻る。」
「そうなんだ。なら私の命をさし出そう。」少女は驚いた。
「あなた、それ正気なの? そんなことをすればあなたはこの世界にいられなくなるのよ。たとえ元の世界に戻っても。あなたは名前も失う。それでいいの。」
「ああ。」
「どうして!」
少女は泣きながら叫んだ。
「君が好きだから。僕は君がほしい。だから僕を連れて行ってくれないか、君の故郷に。だがこの世界を支配はしないでほしい。代わりに君をもらい、君に僕の命をさし出そう。それじゃだめか、美しい少女よ。」
彼女の涙は彼の言葉により消えた。
やがて彼女は彼の前に舞い降りた。
「あなたの気持ちは理解しました。ではあなたをもらいます。あなたの愛を受け入れます。私と共に参りましょう。」彼は頷き、彼女の手を握った。彼は少女と空に上がった。
「私もあなたが好き、あなたと共にありたいと思っているわ。あなたの忠誠心好きよ。私を止めてくれてありがとう。最後に聞かせて、あなたの名前を。」彼は言った。
「俺は涼宮夕日だ。君の名は?」
「セイヌス・アリスよ。アリスと呼んで、夕日。」
「ああ。よろしく。私のアリス。」アリスは微笑み彼に靠れた。
二人は口づけをしながら空へと消えた。その瞬間、彼の世界はもとの世界に戻り、人々から彼の存在は消えた。
これが時空のすべての始まりである。


