あの後、莉緒がどうしたのかは知らない。
オレ達は中心部の商店街にあるゲームセンターに向かった。ショッピングモールのゲームセンターとは違い客層の柄が悪く、優等生にはオススメできないが、3人には特に問題なく遊べるエリアになっている。そもそも、神楽坂高校は特別進学クラスとスポーツ科を除けば余り柄が良いとはいえない学校だ。ここにも白いブレザーの高校生は多い。それに、いつも顔を出していれば顔見知りも増えてくる。馴染んでしまえば、変に絡まれることもなくなる。
3人で対戦ゲームで遊び、瑠架がダンスゲームで魅せる。瑠架に至っては、投げ銭まで貰っていた。
18時30分を過ぎた頃、大介がいつものようにバイトがあるからと別れる。大介を見送ったオレと瑠架もゲームセンターを出て、商店街の外れにある公園のベンチに並んで座った。途中の自動販売機で購入したジュースを1口含む。同じように、瑠架もペットボトルのキャップを回した。
「大介、何でバイトしてるんだろうなあ」
何気なく口にした言葉に、瑠架が答える。
「欲しい物があるからだよ。聞いてないの?」
知っていることが当たり前のような口振りに、思わず口ごもる。そんなオレの様子を目にした瑠架が、ニヤリと笑う。
「あっれーもしかして、大介ってば、大和を信用してないとか?まあね、何か大和って秘密主義みたいに、自分のこと話さないし、信用されていないのかもね」
「ぐぬぬ・・・」
一拍空けて、瑠架がケタケタと笑った。
「ぐぬぬ・・・とか、リアルで聞いたの初めてだよ。あのさ、中学の時に色々あったんだよ。だから、まあ、色々あるんだよ。たぶん、近いうちに大介が自分から話すと思う。だから、ちょっとだけ待ってね」
特に気になっている訳ではなく、何となく口にしただけだっため、瑠架の話しはそのまま聞き流した。
一休みした後、今度は瑠架がダンスの練習に行くというので、中央アリーナに行ってみることにした。
商店街から中央アリーナまでは徒歩で15分ほどと近いこともあり、アーケードを抜けるとすぐに半円形の屋根が見える。もう半年以上来たことがないが、以前はよく来ていた。複合型の体育館で、内部にはバスケットボールのコートを同時に2面確保することができる。周囲にはテニスコートや、3on3のバスケットボールのコートもある。この地域のスポーツの中心と言っても過言ではない。
建物北側にある巨大なガラス窓の前に行くと、既に5人ほどがダンスの練習をしていた。先行していた人達に挨拶をした瑠架が、戻ってきてオレに声を掛けてくる。
「大和も一緒にやる?」
『 「えーやらない」と答える。 』 ・・・ 106 へ
『 「 頑張ってみるか!!」と答える。 』 ・・・ 40 へ
オレ達は中心部の商店街にあるゲームセンターに向かった。ショッピングモールのゲームセンターとは違い客層の柄が悪く、優等生にはオススメできないが、3人には特に問題なく遊べるエリアになっている。そもそも、神楽坂高校は特別進学クラスとスポーツ科を除けば余り柄が良いとはいえない学校だ。ここにも白いブレザーの高校生は多い。それに、いつも顔を出していれば顔見知りも増えてくる。馴染んでしまえば、変に絡まれることもなくなる。
3人で対戦ゲームで遊び、瑠架がダンスゲームで魅せる。瑠架に至っては、投げ銭まで貰っていた。
18時30分を過ぎた頃、大介がいつものようにバイトがあるからと別れる。大介を見送ったオレと瑠架もゲームセンターを出て、商店街の外れにある公園のベンチに並んで座った。途中の自動販売機で購入したジュースを1口含む。同じように、瑠架もペットボトルのキャップを回した。
「大介、何でバイトしてるんだろうなあ」
何気なく口にした言葉に、瑠架が答える。
「欲しい物があるからだよ。聞いてないの?」
知っていることが当たり前のような口振りに、思わず口ごもる。そんなオレの様子を目にした瑠架が、ニヤリと笑う。
「あっれーもしかして、大介ってば、大和を信用してないとか?まあね、何か大和って秘密主義みたいに、自分のこと話さないし、信用されていないのかもね」
「ぐぬぬ・・・」
一拍空けて、瑠架がケタケタと笑った。
「ぐぬぬ・・・とか、リアルで聞いたの初めてだよ。あのさ、中学の時に色々あったんだよ。だから、まあ、色々あるんだよ。たぶん、近いうちに大介が自分から話すと思う。だから、ちょっとだけ待ってね」
特に気になっている訳ではなく、何となく口にしただけだっため、瑠架の話しはそのまま聞き流した。
一休みした後、今度は瑠架がダンスの練習に行くというので、中央アリーナに行ってみることにした。
商店街から中央アリーナまでは徒歩で15分ほどと近いこともあり、アーケードを抜けるとすぐに半円形の屋根が見える。もう半年以上来たことがないが、以前はよく来ていた。複合型の体育館で、内部にはバスケットボールのコートを同時に2面確保することができる。周囲にはテニスコートや、3on3のバスケットボールのコートもある。この地域のスポーツの中心と言っても過言ではない。
建物北側にある巨大なガラス窓の前に行くと、既に5人ほどがダンスの練習をしていた。先行していた人達に挨拶をした瑠架が、戻ってきてオレに声を掛けてくる。
「大和も一緒にやる?」
『 「えーやらない」と答える。 』 ・・・ 106 へ
『 「 頑張ってみるか!!」と答える。 』 ・・・ 40 へ



