「よくぞ見抜いたな!!」
そう言って立ち上がると、大介が持っていたボールを奪う。そして、ベシベシと叩くようにドリブルをして見せた。ベシベシ、ベシベシ、「あっ」、ベシベシ、ベシベシ、「あっ」。
「いや、もう十分だ」
暫く眺めていたが、見かねた大介が制止する。
「この華麗なドリブル・・・あ」
横からボールを奪われ立ち尽くす、フリ。それでも、十分に未経験者だと認識されたようだった。
申し訳ないとは思う。
それでも、もうバスケットボールには関わりたくない。どうしても、思い出してしまうから。
少し休んだ大介が立ち上がってドリブルの練習を始める。ドリブルの音を聞いていると全くの素人という訳ではなさそうではあるが、部活をしていたとか、どこかのチームに入っていたという雰囲気はない。端から見ても分かるほどバスケットボールが好きなのであれば、入部すればいいのに、と思う。まあでも、バイトをしなければならないのであれば、それも中々難しいか。
そんなことを考えていると、2試合目に自分達のチームが呼ばれる。今回も相手チームに経験者がいて、圧倒的な大差で負けた。それでも、大介は終始ご満悦だった。
・・・ 82 へ
そう言って立ち上がると、大介が持っていたボールを奪う。そして、ベシベシと叩くようにドリブルをして見せた。ベシベシ、ベシベシ、「あっ」、ベシベシ、ベシベシ、「あっ」。
「いや、もう十分だ」
暫く眺めていたが、見かねた大介が制止する。
「この華麗なドリブル・・・あ」
横からボールを奪われ立ち尽くす、フリ。それでも、十分に未経験者だと認識されたようだった。
申し訳ないとは思う。
それでも、もうバスケットボールには関わりたくない。どうしても、思い出してしまうから。
少し休んだ大介が立ち上がってドリブルの練習を始める。ドリブルの音を聞いていると全くの素人という訳ではなさそうではあるが、部活をしていたとか、どこかのチームに入っていたという雰囲気はない。端から見ても分かるほどバスケットボールが好きなのであれば、入部すればいいのに、と思う。まあでも、バイトをしなければならないのであれば、それも中々難しいか。
そんなことを考えていると、2試合目に自分達のチームが呼ばれる。今回も相手チームに経験者がいて、圧倒的な大差で負けた。それでも、大介は終始ご満悦だった。
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