公園を出て薄暗い歩道を去っていく後姿を見送りながら、無意識のうちに頭を下げていた。一番悩んでいる時に、2度もアドバイスをもらった。自分ひとりでは状況を整理することも、今後の方向性も見当が付かなかっただろう。
現実的に考えれば、今からどう足掻いたところで490点以上取ることは不可能だ。それならば、次の作戦を用意する方が効率がいい。ゴールさえ間違わなければ大丈夫だ。成果を出すまでの期限を設定した訳ではない。オーバーな話し、1年後だろうが2年後だろうが、卒業するまでであれば何の問題もないはずだ。それに、華那は一生懸命に頑張った結果であれば、想定と通りの結果が出なかったとても笑って許してくれるに違いない。他にも方法はある。華那の母親とは顔見知りだ。父親経由に拘る必要はない。母親ルートで華那にコンタクトを取って、父親を別の方法で説得して―――――
いや、違うだろ。
これだと、今ままでと何も変わってない。
正々堂々と宣戦布告をしたのは何のためだったのか。
2人のルームにわざわざ言葉を残したのは退路を断つためだったはずだ。
それなのに、またいつものように言い訳を探しては何の意味もない。
変わると決めたのだ。
もう、卑屈になって逃げ回らない、と。
最後まで、絶対に諦めない―――――そう誓ったはずではないか。 ・・・ 38 へ
現実的に考えれば、今からどう足掻いたところで490点以上取ることは不可能だ。それならば、次の作戦を用意する方が効率がいい。ゴールさえ間違わなければ大丈夫だ。成果を出すまでの期限を設定した訳ではない。オーバーな話し、1年後だろうが2年後だろうが、卒業するまでであれば何の問題もないはずだ。それに、華那は一生懸命に頑張った結果であれば、想定と通りの結果が出なかったとても笑って許してくれるに違いない。他にも方法はある。華那の母親とは顔見知りだ。父親経由に拘る必要はない。母親ルートで華那にコンタクトを取って、父親を別の方法で説得して―――――
いや、違うだろ。
これだと、今ままでと何も変わってない。
正々堂々と宣戦布告をしたのは何のためだったのか。
2人のルームにわざわざ言葉を残したのは退路を断つためだったはずだ。
それなのに、またいつものように言い訳を探しては何の意味もない。
変わると決めたのだ。
もう、卑屈になって逃げ回らない、と。
最後まで、絶対に諦めない―――――そう誓ったはずではないか。 ・・・ 38 へ



