【数時間後】
「ただいまー!」
「永遠!部屋に置いてたあれは何!?」
永遠は顔を輝かせた。
(あ、これなんか話聞いてない気がする)
「姉ちゃん帰り待っててくれたの〜!?嬉しいー♡」
永遠は私にギュゥっと抱きついてきた。
「ちょ、苦しいって!それに待ってないし!言いたい事があるの!」
「なに?俺のことが好きになったの?」
「なんでそうなるのよ。ていうか離れてくんない?近い」
さっきから顔が近いんだよ。この人の距離感はどうなっているんだ?
「で、なんだっけ?」
こいつは…。人の話ぐらいは真面目に聞いてくれ。
「だから、部屋に置いてた。あの大量のグッズは何!?」
「あれは姉ちゃんが俺のこと推してくれるようにするため」
「私は一生唯羽君推しだから!」
「唯羽のどこがいいんだよ…」
(なにがどこがいいんだよだって?もしかしたら裏の顔か何かあるかもしれないけどさ、そんなんで嫌いになるような生ぬるいファンじゃないんだよ!)
「永遠、わかってる?確かに永遠も人気アイドルですけど、私にとってのNo.1は一生唯羽君なの。
永遠がそう呟いた私は永遠に対していままでで1番怒った。


