午後3時17分。
部屋はもう、
精液と汗とタバコの匂いで息ができないほどだった。
空気が重く、
湿った粘つく熱気が肌にまとわりつく。
床には破れた網ストッキングが絡まり、
脱ぎ捨てたウィッグが埃まみれに転がり、
割れた口紅の欠片が赤く散乱している。
壁には飛び散った体液の跡が乾き始め、
シーツはぐちゃぐちゃに汚れていた。
ミサキの体は痛みと快楽の余韻で震え、
呼吸すら浅くなっていた。
玄関は開けっぱなしのまま。
廊下からは男たちの低い笑い声と足音が聞こえてくる。
まだ次の男たちが列を作っているようだ。
ミサキはソファの上でぐったりと横たわり、
股間からゆっくり垂れる白濁液をぼんやり見つめていた。
体中が熱く、
感覚が麻痺し始めている。
——もう、止まらない。
この地獄は終わらない。
むしろ、深みにはまっていく自分が、
どこか心地よかった。
すると、廊下から新しい足音が近づいてきた。
「よし、そろそろ本番だ」。
20代後半くらいの、
カメラと三脚を持った男が現れた。
男は部屋に入るなり、
鼻を摘みながらも興奮した目でミサキを眺める。
慣れた手つきで照明を設置し、
スマホを3台並べて固定。
ライブ配信アプリを立ち上げ、
画面に映るタイトルを入力した。
『【自宅凸リアルタイム】72歳ババア女装子ミサキ 無限輪姦配信 現在進行形』。
ミサキは72歳などではないのに、
ネットの噂が一人歩きしていた。
配信がスタートすると、
視聴者数が一瞬で1000人を突破。
コメントが洪水のように流れ始めた。
「マジで72歳!? すげえキモいw」
「顔やばいw 化粧崩れすぎ」
「アナルガバガバすぎ、拳入りそう」
「投げ銭で次はフィスト頼む」
「1000円で顔射指定、連続で」
「ババアの泣き顔見たい!」
「住所特定マジ神、明日俺も行くわ」。
ミサキの心臓が激しく鳴る。
恐怖と興奮が混じり、
体が熱くなった。
男はニヤリと笑い、
ミサキの顎を掴んでカメラに向けた。
「みんな、今日は特別だよ。
このババア女装子、ミサキちゃんが
今日から正式に『配信者』になるってさ」。
ミサキは掠れた声で、
男の視線に押されるように頷いた。
「……はい……配信、します……」。
コメントが爆発した。
「マジかよ、ガチ配信者デビューw」
「フォローした」
「収益化しろよ、ババア」。
男は三脚の角度を調整し、
ミサキを四つん這いにさせると、
背後からゆっくりと挿入しながら実況を始めた。
「さーて、視聴者数もう5000人超えました!
投げ銭1万円ごとに追加プレイ決定!
まずは軽くアナル10連打からいってみよー!」。
ミサキの体が揺さぶられ、
喘ぎ声が漏れる。
カメラがそのすべてを捉え、
ネットに流す。
視聴者は投げ銭で盛り上がり、
ミサキは次々と命令に従うしかなかった。
次の3時間。
ミサキはカメラの前で、
投げ銭に応じて首輪を付けられ、
犬のように這わされ、
「ありがとうございます」とお辞儀させられ、
顔に「配信者ミサキ」とマジックで書かれ、
最後には「生涯契約書」にサイン(実際は精液で書いただけ)をさせられた。
投げ銭の額が増えるたび、
プレイがエスカレート。
「5000円で乳首クリップ!」
「1万円で鞭10回!」
「2万円で拳挿入チャレンジ!」。
ミサキの体は限界を超え、
涙が止まらなかったのに、
快楽の波が襲ってくる。
視聴者数はピークで3万8千人。
収益は47万円を超えた。
コメントは「もっと壊せ!」
「ババアの限界見たい」
「毎日配信しろよ」。
配信が終わった午後6時半。
男は満足げにカメラを片付けながら言った。
「明日も同じ時間な。
鍵は開けといて。
もう、お前は『ミサキちゃん』として生きていくしかないから」。
ミサキは床に崩れ落ち、
震える手でスマホを開いた。
自分の配信アカウントには、
すでに10万人のフォロワーがいた。
名前も、顔も、住所も、
すべてがネットに永遠に残る。
プライベートなど、もうない。
ミサキは、
初めて自分からカメラに向かって微笑んだ。
「……明日も、来てくださいね」。
それは、諦めか、それとも本気の誘いか。
快楽地獄は、
もう「観客」を世界中に持ってしまった。
ミサキの運命は、
配信の渦に飲み込まれ、永遠に続く。
(第7話 終わり)
次話へ続く……
部屋はもう、
精液と汗とタバコの匂いで息ができないほどだった。
空気が重く、
湿った粘つく熱気が肌にまとわりつく。
床には破れた網ストッキングが絡まり、
脱ぎ捨てたウィッグが埃まみれに転がり、
割れた口紅の欠片が赤く散乱している。
壁には飛び散った体液の跡が乾き始め、
シーツはぐちゃぐちゃに汚れていた。
ミサキの体は痛みと快楽の余韻で震え、
呼吸すら浅くなっていた。
玄関は開けっぱなしのまま。
廊下からは男たちの低い笑い声と足音が聞こえてくる。
まだ次の男たちが列を作っているようだ。
ミサキはソファの上でぐったりと横たわり、
股間からゆっくり垂れる白濁液をぼんやり見つめていた。
体中が熱く、
感覚が麻痺し始めている。
——もう、止まらない。
この地獄は終わらない。
むしろ、深みにはまっていく自分が、
どこか心地よかった。
すると、廊下から新しい足音が近づいてきた。
「よし、そろそろ本番だ」。
20代後半くらいの、
カメラと三脚を持った男が現れた。
男は部屋に入るなり、
鼻を摘みながらも興奮した目でミサキを眺める。
慣れた手つきで照明を設置し、
スマホを3台並べて固定。
ライブ配信アプリを立ち上げ、
画面に映るタイトルを入力した。
『【自宅凸リアルタイム】72歳ババア女装子ミサキ 無限輪姦配信 現在進行形』。
ミサキは72歳などではないのに、
ネットの噂が一人歩きしていた。
配信がスタートすると、
視聴者数が一瞬で1000人を突破。
コメントが洪水のように流れ始めた。
「マジで72歳!? すげえキモいw」
「顔やばいw 化粧崩れすぎ」
「アナルガバガバすぎ、拳入りそう」
「投げ銭で次はフィスト頼む」
「1000円で顔射指定、連続で」
「ババアの泣き顔見たい!」
「住所特定マジ神、明日俺も行くわ」。
ミサキの心臓が激しく鳴る。
恐怖と興奮が混じり、
体が熱くなった。
男はニヤリと笑い、
ミサキの顎を掴んでカメラに向けた。
「みんな、今日は特別だよ。
このババア女装子、ミサキちゃんが
今日から正式に『配信者』になるってさ」。
ミサキは掠れた声で、
男の視線に押されるように頷いた。
「……はい……配信、します……」。
コメントが爆発した。
「マジかよ、ガチ配信者デビューw」
「フォローした」
「収益化しろよ、ババア」。
男は三脚の角度を調整し、
ミサキを四つん這いにさせると、
背後からゆっくりと挿入しながら実況を始めた。
「さーて、視聴者数もう5000人超えました!
投げ銭1万円ごとに追加プレイ決定!
まずは軽くアナル10連打からいってみよー!」。
ミサキの体が揺さぶられ、
喘ぎ声が漏れる。
カメラがそのすべてを捉え、
ネットに流す。
視聴者は投げ銭で盛り上がり、
ミサキは次々と命令に従うしかなかった。
次の3時間。
ミサキはカメラの前で、
投げ銭に応じて首輪を付けられ、
犬のように這わされ、
「ありがとうございます」とお辞儀させられ、
顔に「配信者ミサキ」とマジックで書かれ、
最後には「生涯契約書」にサイン(実際は精液で書いただけ)をさせられた。
投げ銭の額が増えるたび、
プレイがエスカレート。
「5000円で乳首クリップ!」
「1万円で鞭10回!」
「2万円で拳挿入チャレンジ!」。
ミサキの体は限界を超え、
涙が止まらなかったのに、
快楽の波が襲ってくる。
視聴者数はピークで3万8千人。
収益は47万円を超えた。
コメントは「もっと壊せ!」
「ババアの限界見たい」
「毎日配信しろよ」。
配信が終わった午後6時半。
男は満足げにカメラを片付けながら言った。
「明日も同じ時間な。
鍵は開けといて。
もう、お前は『ミサキちゃん』として生きていくしかないから」。
ミサキは床に崩れ落ち、
震える手でスマホを開いた。
自分の配信アカウントには、
すでに10万人のフォロワーがいた。
名前も、顔も、住所も、
すべてがネットに永遠に残る。
プライベートなど、もうない。
ミサキは、
初めて自分からカメラに向かって微笑んだ。
「……明日も、来てくださいね」。
それは、諦めか、それとも本気の誘いか。
快楽地獄は、
もう「観客」を世界中に持ってしまった。
ミサキの運命は、
配信の渦に飲み込まれ、永遠に続く。
(第7話 終わり)
次話へ続く……
