その日もしばらく防音室にこもって汗だくになったので昼間からシャワーを浴びた。アミが居間で小さな背中を大きく上下させて眠っていたから。
俺が濡れた髪を拭きながらアミの様子を見に行ったら、彼は、
缶詰のストックなどが入っているいちばん下の棚にすっぽり収まっていた。すんごく得意げな顔で。
「あー……」
パスタの袋出しちゃったのね。マカロニ散らばってるね。スパゲティもね。何、その「はいれた」って顔。目ぇキラキラ。
「俺と遊びたかったの? アミ」
俺は左手にアミを抱え、右手でマカロニをひろった。アミは俺の胸にキュッと抱きついている。
おまえのおかげで今日、俺はパスタパーティーだよ。とんでもねぇな。食ったら運動しないと。
(この棚にも鍵つけなきゃ)
俺が濡れた髪を拭きながらアミの様子を見に行ったら、彼は、
缶詰のストックなどが入っているいちばん下の棚にすっぽり収まっていた。すんごく得意げな顔で。
「あー……」
パスタの袋出しちゃったのね。マカロニ散らばってるね。スパゲティもね。何、その「はいれた」って顔。目ぇキラキラ。
「俺と遊びたかったの? アミ」
俺は左手にアミを抱え、右手でマカロニをひろった。アミは俺の胸にキュッと抱きついている。
おまえのおかげで今日、俺はパスタパーティーだよ。とんでもねぇな。食ったら運動しないと。
(この棚にも鍵つけなきゃ)



