冬のページの後は1人1人のプロフィールとか、季節の花や葉っぱを押し花にした物を貼ったりしている。
写真もたくさん貼ってあり、たくさんの思い出が書かれている。
春は、桜の花、花びら、たんぽぽの押し花、それと、初めて4人で撮った自撮り写真、押し花を作る時の写真、夏生が走り回っている写真、中学校入学式の写真たち…など。
夏は、緑色の葉っぱ、向日葵の花びらの押し花、プールでの写真、かき氷の写真、花火の写真、夏休みの思い出の写真たち…など。
秋は、赤や黄色の葉っぱ、イチョウの押し花、夏生が葉っぱで作ったお面の写真、ホクホクのさつまいもの写真、ハロウィンパーティの写真…など。
冬は、見つけた花の押し花、大きな雪だるまの写真、雪合戦をしている写真、雪が降っている景色の写真、クリスマスパーティの写真たち…など。
そして、最後のページにはこう書いていた。
『 みんな、3年間ありがとう!』
『 いろんなことがあったけど、すっごい楽しかった!また今度遊ぼうぜ!』
『未来のわたし達へ。4人で仲良くしてる? 』
『きっとたくさんの事があると思う。でも、何があっても頑張って乗り切ろう。 』
『 また笑顔で会えることを願って…』
ノートを閉じる。
そのノートを大きな木の下で、4人で覗き込む。
その4人は…
あの時から7年が経った4人だった。
みんなの都合で、7年経って開けることになった。
春菜 :「…泣きそう!泣いていい?」
秋寧 :「え…泣かないで!もう1回見ていい?」
夏生 :「俺ももっかい見よ〜!」
冬弥 :「僕も見たい。」
もう一度ノートを開く。
そしてもう一度読み返す。
何度も何度も…
夏生 :「なにこれー!恥ず!」
冬弥 :「この写真綺麗だね。」
秋寧 :「…これお気に入り!」
春菜 :「どれどれ〜。」
4人で思い返す3年間は短かったのか、長かったのか。
でも、どちらでもよかった。
みんなで楽しめた時間はきっとたくさんあったから。
それにまだまだ、時間はたくさんある。
冬弥 :「この後、みんな空いてる?」
夏生 :「空いてるぜ!」
春菜 :「空いてる。秋寧は?」
秋寧 :「空いてるよ。」
冬弥 :「なら、どこか行きたい。」
冬弥の「どこか」でみんなが笑ってしまった。
でも、すぐに話す。
春菜 :「んー。どこ行く?」
秋寧 :「クレープ食べたい!」
夏生 :「クレープか〜。いいな。でも、久しぶりにはしゃぎたいな〜。」
冬弥 :「近くに大人も楽しめる室内アスレチック新しく出来たみたいだよ。」
春菜 :「予約無しでも行ける?」
冬弥 :「うん。行けるみたい。」
夏生 :「そこ行ってみようぜ!その後とかにクレープ探そうぜ!いいよな?」
秋寧 :「うん!そうしよ!」
もう一度、最後までノートを読む。
思い出を語り合う。
そして、そのノートを閉じる。
最後にもう一度表紙を上に向けて見る。
そこには、シールや写真が貼ってあり、絵や文字も書かれている。
その真ん中に書いていたものは…
『 春と夏と秋と冬のいいところ』
写真もたくさん貼ってあり、たくさんの思い出が書かれている。
春は、桜の花、花びら、たんぽぽの押し花、それと、初めて4人で撮った自撮り写真、押し花を作る時の写真、夏生が走り回っている写真、中学校入学式の写真たち…など。
夏は、緑色の葉っぱ、向日葵の花びらの押し花、プールでの写真、かき氷の写真、花火の写真、夏休みの思い出の写真たち…など。
秋は、赤や黄色の葉っぱ、イチョウの押し花、夏生が葉っぱで作ったお面の写真、ホクホクのさつまいもの写真、ハロウィンパーティの写真…など。
冬は、見つけた花の押し花、大きな雪だるまの写真、雪合戦をしている写真、雪が降っている景色の写真、クリスマスパーティの写真たち…など。
そして、最後のページにはこう書いていた。
『 みんな、3年間ありがとう!』
『 いろんなことがあったけど、すっごい楽しかった!また今度遊ぼうぜ!』
『未来のわたし達へ。4人で仲良くしてる? 』
『きっとたくさんの事があると思う。でも、何があっても頑張って乗り切ろう。 』
『 また笑顔で会えることを願って…』
ノートを閉じる。
そのノートを大きな木の下で、4人で覗き込む。
その4人は…
あの時から7年が経った4人だった。
みんなの都合で、7年経って開けることになった。
春菜 :「…泣きそう!泣いていい?」
秋寧 :「え…泣かないで!もう1回見ていい?」
夏生 :「俺ももっかい見よ〜!」
冬弥 :「僕も見たい。」
もう一度ノートを開く。
そしてもう一度読み返す。
何度も何度も…
夏生 :「なにこれー!恥ず!」
冬弥 :「この写真綺麗だね。」
秋寧 :「…これお気に入り!」
春菜 :「どれどれ〜。」
4人で思い返す3年間は短かったのか、長かったのか。
でも、どちらでもよかった。
みんなで楽しめた時間はきっとたくさんあったから。
それにまだまだ、時間はたくさんある。
冬弥 :「この後、みんな空いてる?」
夏生 :「空いてるぜ!」
春菜 :「空いてる。秋寧は?」
秋寧 :「空いてるよ。」
冬弥 :「なら、どこか行きたい。」
冬弥の「どこか」でみんなが笑ってしまった。
でも、すぐに話す。
春菜 :「んー。どこ行く?」
秋寧 :「クレープ食べたい!」
夏生 :「クレープか〜。いいな。でも、久しぶりにはしゃぎたいな〜。」
冬弥 :「近くに大人も楽しめる室内アスレチック新しく出来たみたいだよ。」
春菜 :「予約無しでも行ける?」
冬弥 :「うん。行けるみたい。」
夏生 :「そこ行ってみようぜ!その後とかにクレープ探そうぜ!いいよな?」
秋寧 :「うん!そうしよ!」
もう一度、最後までノートを読む。
思い出を語り合う。
そして、そのノートを閉じる。
最後にもう一度表紙を上に向けて見る。
そこには、シールや写真が貼ってあり、絵や文字も書かれている。
その真ん中に書いていたものは…
『 春と夏と秋と冬のいいところ』

