ハーイこんばんは。
VTuberの透明院透明です。とあくんって呼んでねー。
今日はね、なんと案件いただきまして、とあるゲームをプレイしていきたいなと思います。
所要時間とかちょっと見えないんだけどね、好きなタイミングでセーブできるって聞いてるんで、まずはゆっくりやってみようかなと思います。
タイトルがこちら。
「いつか『ただいま』を言えるまで」
です。
いやぁ、エモいね。タイトルがもうエモい。そんでこのタイトルだけだとシナリオがわかりそうでわからないっていうこの想像力掻き立てる感じがね。いいよね。
それじゃあプレイしていきます。スタート。
おっ。オープニングムービー的なのはない感じなんだ。いきなり始まった。
セリフ読むね。
『これは……なんだ。どこだ……ここは』
いきなりここに居た系か。なるほど。
あ、Wキー押したら視界動いた。これ起き上がったってことっぽいな。あれ、歩ける! へぇ。こういうゲームでFPS視点なんだ。おもろい。没入感あるわぁ。
待ってミッション出たわ。「自分がいる場所を確認しろ」ってさ。ヒントも出てるな……WASDキーで歩き回り、マウス操作で周囲を見回せ……なるほど、完全にFPSだわ。
なんか薄暗いな。みんな大丈夫? これ見えてる? 暗すぎない?
これ主人公がそのうち灯りを手に入れたら見えやすくなったりするんかな。
とりあえず壁を探して歩いてみるか。あ、何かあった。これは……ベッドか? 布団の柄が個性的だね。
ていうか部屋そんなに広くないな。もう壁見つかった。なんだろコレ四角い。えっ、まさかお前ブラウン管テレビか? そうなのか?
待って僕年齢非公開のVTuberなんだけどブラウン管テレビのビジュ知ってんのは何か言われたりする? 大丈夫?
大丈夫だよね……? そうだよね映画とかでも見るもんね。よかったぁ。
『ベッドと、テレビと、机がある。この部屋はなんだろう』
空中に選択肢出た。えーっと「病室」か「寝室」ね。このベッドは病室っぽくないから消去法で寝室じゃない?
『寝室かな……僕の。いや、俺? 私?』
えっ、何この主人公記憶がない感じ?
自らの性別や無意識の一人称すら忘れてる状態?
『わからない。何も思い浮かばない』
『目を開ける前、四角い部屋の真ん中に立っていて、何かが周りをぐるぐる移動していたような気はするけど』
へぇー、なるほどねー。
そういえば、これアレかな。現代じゃなくて結構前の時代の設定なのかな。ブラウン管テレビがある時代なら布団の柄がこれなのもなんか納得いくよ。
お。二個目のミッションが出ましたね。「自分の姿を確認しよう」だそうです。つまり鏡を見つけろって意味だよね?
あれ、よく見たらこのブラウン管テレビ画面がめきょめきょに割れてんな。
いやまず鏡かぁ。どこにあるだろ。引き出し的なのは見当たらないし。姿見もなさそう。うーん。
とりあえず歩いてみるか。あれ? 今なんかアイコン見えたぞ?
なに「Fキーで開ける」? あっ、なんか動いた!
あぁなるほどね。ここ壁じゃなくてドアだったんだ。暗くてわからんかった。
ていうか部屋の外出ていいんだ? じゃあお風呂場か洗面所行けば鏡あるじゃん。行こう。
え、いや待って廊下どうした? 長いよ。寝室の狭さに対して廊下がデカすぎる。これワンチャン個人宅じゃなかったりする?
てか廊下のほうがクリアに見えるの何だ? あ、そっかアレか。窓からめっちゃ光入ってきてるわ。月明りってヤツだね。
やっぱり画面設定が暗かったわけじゃなくて、灯りがなくて暗いって意味だったんだね。了解。
ん、とりあえず進んでみるか……端まで行ってみよ。
『静かだな。夜だからか?』
あぁ「夜」はわかるんだ。
なんか同じドアが規則的に並んでるなぁ。これ最初の選択肢にあった「病室」も「寝室」も両方間違ってた可能性でてきたぞ……って、あ!
見て! なんかロビー的なのある! これエレベーターじゃない?
『長い廊下の真ん中にエレベーターホール? ここは、もしかして……』
新しい選択肢が出ましたね。「病院」か「ホテル」。
これホテルでしょ。この廊下の設計間違いなくホテル。僕先月お仕事でこんな感じのエレベーターホールがあるホテル泊ったよ。
あ、ということはですよ。エレベーターの正面に……あった、ありましたよ鏡!
この位置にあるの定番なんだね。結構よく見る気がする。
さてやっとキャラクターの顔が見えるね。
『え……?』
えっ。えぇぇっ?
何これ。いや何これ。僕半透明! 背後のエレベーターのドアが透けて見えてる!
てか髪の毛かと思ったら血! 頭からダラダラ出血してるじゃん!
そんでふよふよ上下に浮いてる……こーれは、アレですね。アレしかない。
『男だ……』
『ということは……』
選択肢「僕」「俺」「私」。いやまずそこ? もっと気になるところなかったか今!
でもまぁ、己のアイデンティティはまぁ大事か。
一人称選んでいいのか。うーん、まぁここは選択が今後に大きく影響する気がしないし、ひとまず「僕」かな。
『僕、幽霊なんだ』
そうですね。このスケルトン具合とふよふよ感とは幽霊ですね。
その出血量のお怪我はおそらく無事では済まなかっただろうなと……っ。
にしても、主人公が幽霊か。しかもホテルに住んでる幽霊。
これ何だろうな。ポルターガイストとかで宿泊客を驚かせてポイント稼ぐゲーム?
実は「ほんの少し教えるだけでも結構なネタバレになるから」ってことで、途中セーブできること以外マジで何っにも教えてもらってないんだよ。
どう、この「わからない」故のドキドキ感。いいよね。久しぶりだ。
『次は……僕の名前が知りたいな』
このキャラクター、状況より自分のアイデンティティが先に気になるんだね。でも自分が死んでること自体にはまだそんなに動揺してないっぽい。
僕ならまず「なぜ自分がここにいるのか」を先に解こうとしちゃう気がするなぁ。
ちょっとコメント欄見ちゃお。あー。「状況優先なのわかる」派と「アイデンティティが先だろ」派が結構半々かな? こういうところでも個性って出るんだね。
うーん。次、名前。名前かぁ。
最初の部屋に戻れば何かわかるかな?
(中略)
だーめだ。全っ然わかんない。詰んだ。
最初の部屋に戻っても手荷物とか一個もなかったし、鏡とか調べても自分の姿から手がかり探すコマンド的なの出てこないし。
てかどの部屋に入っても宿泊客がひとりも居ないし室内ボロボロ! これたぶん廃墟! 廃ホテル!
廃ホテルの中で幽霊が自分の手がかりを探す時ってどうしたらいいですか。
ねぇどうしたらいいと思う? 指示厨! コメント欄の中に指示厨の方はいらっしゃいませんか!
ちょっと待ってみよう。えーと……なになに……「廃ホテルなら従業員スペースも入れるから宿泊客の台帳とか見れるかも」? それだ! 天才いた!
そういうのって一階だよね。電気止まってるみたいだから階段で降りるかぁ。
ここ何階なんだろ。
(中略)
えー、というわけでね。
一階も見事にボロボロだから宿泊客の台帳なるものが簡単には見当たりません。
今居る部屋は……何だろう。第2のロビーみたいな雰囲気。このソファとかレトロで可愛いよね。
待合なのかな。本棚に絵本とかある。破れてるけど。
この幽霊、アイテムとかは普通に手に取れるから探索しやすいね。探索中のBGMとかも雰囲気いいからホラー感ない。
あっ。見て見て。なんかノートある。
普通の学習ノートっぽいけど。あぁ、これアレだね。交流ノートみたいな。訪れた人が好き勝手書いて、場所の思い出を共有する感じのアイテム。
僕のこと何か書いてないかなぁ。
うーん。あ、写真がいっぱい貼ってあるね。これ全部チェキだ。
どういうまとまりで撮ってるんだろ。御一行様ごとにって感じじゃなさそうだな。昔は旅先で出会ったらみんな仲間だったのか?
ふぅん……うーん……ん?
ねぇ、これ、僕じゃない?
この赤っぽい上着、さっき鏡で見たのと一緒じゃない?
あ、セリフ出た。
『これ、たぶん僕だ』
『何人かと一緒に写っている……これは、同じ日に宿泊していた人たち、なのかな』
どうだろうねぇ。まだわかんないねぇ。
『僕は、何なんだろう』
おっ。選択肢が出たね。
ひとつ目は「死後思い出の場所にやってきた幽霊だと予想する」。
ふたつ目は「ここで死んだ幽霊だと予想する」。
考えやすいのは後者だね。旅行者としてこのホテルに泊まって、で、亡くなった。原因はたぶん頭の怪我だね。
『ここで死んだ……うん。そうかもしれない』
『言われてみれば、この建物のどこかに、自分の欠片みたいなものがある気配を感じる……』
え。なになに、急に。
ていうかこの場合の「自分の欠片みたいなもの」ってなに?
まさか、身体?
『だとしたら、僕は、ひとりでここに来たんだろうか』
また選択肢だ。
ひとつ目は「ひとりで来たと思う」。
ふたつ目は「誰かと来たと思う」。
うーん。これも可能性高く感じるのは後者かなぁ。本当にこの建物のどこかにまだ身体があって、この人が、廃墟になる前のこのホテルに宿泊した人なんだとしたらさぁ。
ひとりで来た客が死んでたりチェックアウトせず行方不明だったりしたらホテル側が大騒ぎするけど、グループで来てて、遺体隠してチェックアウトまとめてされちゃったらもう探されないよね。居ないことがバレないんだもん。
というわけで、選ぶのは「誰かと来たと思う」です!
『誰かと来た……そうか』
『なら、僕の死に関わっている人間が、居るかもしれないのか』
……お、どうした。なんか急にBGMが変わったな。
サメ迫ってくる時みたいな音楽流れてるじゃん。
え、怖ぁ。
『なら、そいつを呼んで、僕の欠片まで案内させよう』
えっ。
『僕だって、自分の家に帰りたい』
うわうわうわ。そういうこと?
これ、自分を殺したかもしれない犯人探して、自分の遺体を探させて、自分を家に帰らせろっていうゲーム?
うわぁ……マジかぁ。
これは濃厚なシナリオと長時間プレイの予感がするね。
なら今日は一旦ここまでで終わりにしようかな。オプション画面からセーブを選択して、と。
『ここまでの探索をセーブしますか?』
はい。
『セーブが完了しました』
『いつか「ただいま」を言えるまで、またプレイしてください』
うわぁ。ここでタイトルをセリフに組み込むのすごいなぁ。
でもなんか、アレだね。「よし僕が帰らせてあげるからね」って気持ちになるね。
うん。面白かった! 最後のほうとかちょっと急展開みを感じたけど、こんなに丁寧に作られてるゲームならそれすらもいつか「うわぁ」ってなる仕掛けのひとつかもって楽しみになるね。
みんな見守っててくれてありがとうね。
明日は先輩の枠で企画に参加させてもらうのと、歌のショートが一本上がります。
次にプレイするのは明後日以降になると思うけど、詳しい時間とかはまたSNSでお知らせするね。フォロー、登録、高評価よろしくお願いします。
それじゃ、またね。
おつかれっしたぁ~。

