今年も夏の終わりが近づいている。 海辺のカフェで今年も夏の間だけ働く彼女と会えるのは あと何回だろう? 毎日アイス珈琲(コーヒー)を飲みに行くだけで 伝えたいことはまだ何一つ伝えられていない。 窓から吹き込む夕暮れの風に涼しさを感じて焦りが生まれた。 準備もそこそこに、サンダルをつっかけて僕は走り出す。 『夏の終わりがくる前に』 ===============