君に伝えたい”好き”がある


約束の時間より少し早く鳴ったチャイム。
ドアを開けると季節を飛び越えたような熱気が
顔を撫でて入り込んでくる。
「待ちきれなくって」
顔を出した僕にその場でくるりと一回転して
夏空のようなスカートの裾をちょこんと摘まみ、
照れ顔で挨拶する彼女さん。
「どぉ?」
「ちょっと、可愛すぎませんかね?」


『夏の妖精、現る』

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