君に伝えたい”好き”がある


待ち合わせ場所にした駅ビルの屋上。
どうやらイベント中らしく青空に映える向日葵が一面に咲いていた。
その中の木陰に座って俺を待つ彼女。
目の前の光景があまりに綺麗で。
スマホを取り出しカメラを起動。
レンズを向けて――カシャッ。
「あ、盗撮だ〜」
気づいた彼女がパッと笑う。
一番輝く一輪だった。


『向日葵を撮ってただけだよ』

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