昼休みの外階段下。 降り続く雨が立てるノイズの中に 微かな声ですすり泣く彼女をやっと見つけた。 僕の足音に気づき目を赤くした彼女が顔を上げ、 「ふられちゃった」 と恥ずかしそうに笑う。 一段と強まる雨脚。 たまらず彼女の手を引き華奢な肩を抱く。 君が悲しむ世界なんていっそぶち壊してしまいたいよ。 『僕なら、絶対』 ===============