君に伝えたい”好き”がある


勘違いでなければ両思いの彼女と行った花火大会の帰り。
告白のタイミングを逃し続けた焦りもあり
突然キスをしてしまった。
「好き! また明日!」
真っ白な頭でこれだけはと伝えた言葉を思い出し
悶々と頭を抱える。
なんかもうちょっと上手いことやれよ、俺。
眠れないまま、窓の外は明るくなり始めている。


『明日、どんな顔で会おう~another story~』

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