「わりっ、入れて!」 目に入った傘へ滑り込むと 「しょうがないなぁ」と入れてくれる彼女。 隠してるつもりかもだけど、 にやけてるのバレてるからな? 「傘持ってきなって言ってるのに。私いない時どうするの」 「んー……」 少し屈んで顔を覗き込み答える。 「俺にはいつもお前がいるから、大丈夫っしょ?」 『折りたたみ傘はカバンの底に』 ===============