君に伝えたい”好き”がある


本社に栄転して初めての都会暮らし。
月明かりなんて無いのと一緒くらいに夜が眩しい。
先っぽの見えない日本一高くて立派な電波塔には展望台だってある。
大きくて大事な存在には近くじゃ全然気づけないことに今更気づいた。
横を見れば君が視界に入るくらいの毎日が
私にはちょうど良かったらしい事にも。


『キミと電波塔』

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