おもしろ論文発掘が趣味の、壱河です。
世の中に埋もれている、ちょっと変わった論文をご紹介しています。
ということで、先日いつものように論文検索をしていたところ、変わった論文を見つけました。
そのスクリーンショット画像がこちらです。

タイトルは「『幸運の手紙』受領後の調査(3)――『幸せなメール』の場合――」ですね。筆者は鍵田実有希さんとあります。
この鍵田さんがどこかの大学や研究施設、学会に所属している形跡は発見できませんでした。他に書いた論文も見つかりませんでした。研究者ではない、ということでしょうかね。
この文献は、論文検索で見つかってますし、おそらく筆者である鍵田さんも論文のつもりで書いていると思います。ですが実際に読んでみると、内容は論文調ではあるのですが、「論文だろうか?」となる部分が多々あるんですよね。
そして、印刷した本文の表紙がこちらになります。

ちなみに壱河は紙派なので、いつも印刷しています。
ということで、「幸運の手紙」。いわゆる「不幸の手紙」、「チェーンメール」がテーマの論文です。「これは不幸の手紙です」とか、「幸せになれる画像です」とか、チェーンメールには色々ありますね。壱河的には、SNSで「#これを見たら黙って○○を貼る」や、「#フォロー&リポストで応募」みたいなタグも、一種のチェーンメールかなと考えています。
皆さんは受け取ったことがありますでしょうか。壱河は何度かありますが、たいてい自分のところで止めてしまいます。送る相手がいないとか、そんな悲しい理由ではないです。はい。壱河はとても面倒くさがりなんです。ひとまず、何事も誰かの迷惑にならない範囲で楽しむことが大切ですね。
なお、壱河は個人情報にうるさいタイプなので、特定されそうな地名や筆者以外の個人名はマスキングを施して……と、いつもなら考えるのですが、本論文はPDFファイルの段階で最初からマスキングがしてありました。理由は不明です。普通、個人名を伏せるなら、執筆時点で仮名にするんですけどね。
さて、次から論文が始まります。
話のネタにでもご査収ください。



