●第一段階 実際の儀式の手順
まず、以下のものを用意してください。
必要なもの
・黒いペン(ボールペン、万年筆、何でも構いません)
・白い紙(ノート、コピー用紙、何でも構いません)
・この本
・顔写真

準備はできましたか?
時間は午前2時から4時の間ですか?
部屋は真っ暗ですか?
誰にも見られていませんか?
白い紙、黒いペン、対象者の顔写真、そしてこの本。
すべて揃っていますか?
では、始めましょう。
手順①:写真を並べる
呪いたい者の顔写真を、目の前に並べてください。
一人ずつ、丁寧に並べてください。
複数人を呪う場合は、横一列に並べます。
手順②:写真を見つめながら、名前を書く
白い紙を用意してください。
黒いペンを手に取ってください。
そして、一枚目の写真を見つめながら、
その者の名前を紙に書きます。
書くときは、その者の顔をじっと見続けてください。
その者があなたにしたことを思い出してください。
その者が言った言葉を思い出してください。
その者の笑い声を思い出してください。
憎しみを込めて。
恨みを込めて。
一文字、一文字、丁寧に書いてください。
複数人を呪う場合は、
一人書き終えたら、次の写真に移ります。
同じように、顔を見つめながら名前を書いてください。
急いではいけません。
感情を紙に刻み込むように。
手順③:この本を開き、写真と紙の上に置く
すべての名前を書き終えたら、
この本を開いてください。
そして、写真と紙の上に、
開いたままの本を重ねるように置きます。
これにより、本の力が、写真を通じて、
あなたの呪いに宿ります。
手順④:目を閉じて、対象者の顔を思い浮かべる
ゆっくりと目を閉じてください。
そして、呪いたい者の顔を、一人ずつ思い浮かべます。
先ほど見た写真の顔を。
一人につき、10秒ずつ。
その者の苦しむ姿を想像してください。
その者が後悔する姿を想像してください。
その者があなたに謝罪する姿を想像してください。
手順⑤:目を開け、写真を一枚ずつ裏返す
すべての顔を思い浮かべ終わったら、
ゆっくりと目を開けてください。
本をどけて、写真を一枚ずつ手に取ります。
そして、その写真の顔を10秒間見つめた後、
裏返してください。
一人ずつ、丁寧に。
これは、「あなたの顔は、もう見たくない」
という意思表示です。
手順⑥:紙を折りたたみ、写真と一緒に本に挟む
紙を四つ折りにしてください。
裏返した写真も、一緒に重ねます。
そして、それらをすべて、
この本の最後のページに挟んでください。
これで、あなたの呪いは本に記録されました。
手順⑦:本を閉じる
ゆっくりと、本を閉じてください。
そして、本の表紙に両手を置き、
心の中でこう唱えてください。
「私の願いを、聞き届けてください」
声に出す必要はありません。
心の中で、強く、強く、念じるのです。
60秒間、そのまま手を置き続けてください。

第一段階はこれで終了です。
この段階では、対象者はまだ気づきません。
ただ、少しずつ、違和感を覚え始めるでしょう。