高校生活を振り返って
高校に入って楽しかったことは、そこまでなかった。入学式の日、新しい制服に袖を通した時、新しい教室、新しいクラスメイト、新しい環境の中で、きっと何か変わるかもしれないと思っていた。中学とは違う、新しい自分になれるかもしれないと期待していた。でも、何も変わらなかった。
周りのみんなは笑って、楽しそうに話していた。グループができて、友達ができて、思い出ができていく。修学旅行も、文化祭も、体育祭も、みんなにとっては楽しい思い出になっているんだと思う。私は、ただそれを遠くから見ているだけだった。学校が終わると、一緒に帰る友達がいて、週末に遊ぶ約束をしていて、夏休みの計画を立てていた。私にはそれがなかった。
「高校時代が一番キラキラしてる」「一生の思い出ができる」と、言う人がいる。ドラマや映画などのフィクションにもそう描かれている。きらきらした青春、みんなで笑い合う毎日。でも、私にとっては違った。
それでも、3年間が過ぎた。長かったような、短かったような。でも人の助けを借りながらも卒業はできてよかった。それだけが、唯一の救いだった。これから先のことを考えると、正直、不安しかない。何をすればいいのか、どこに行けばいいのか、わからない。
でも、人生はまだ長い。高校が全てではないはずだ。これから先、どこかで、楽しいことがあるかもしれない、そう思いたい。
今までは、私はずっと助けられる側だった。周りの人たちに支えられて、何とかここまで来られた。でも、これからは違う。今度は私が、誰かを助ける側になりたい。困っている人、苦しんでいる人の力になりたい。
これからはそんな人になれると信じて生きていこう…
3年A組 丸山 未来
高校に入って楽しかったことは、そこまでなかった。入学式の日、新しい制服に袖を通した時、新しい教室、新しいクラスメイト、新しい環境の中で、きっと何か変わるかもしれないと思っていた。中学とは違う、新しい自分になれるかもしれないと期待していた。でも、何も変わらなかった。
周りのみんなは笑って、楽しそうに話していた。グループができて、友達ができて、思い出ができていく。修学旅行も、文化祭も、体育祭も、みんなにとっては楽しい思い出になっているんだと思う。私は、ただそれを遠くから見ているだけだった。学校が終わると、一緒に帰る友達がいて、週末に遊ぶ約束をしていて、夏休みの計画を立てていた。私にはそれがなかった。
「高校時代が一番キラキラしてる」「一生の思い出ができる」と、言う人がいる。ドラマや映画などのフィクションにもそう描かれている。きらきらした青春、みんなで笑い合う毎日。でも、私にとっては違った。
それでも、3年間が過ぎた。長かったような、短かったような。でも人の助けを借りながらも卒業はできてよかった。それだけが、唯一の救いだった。これから先のことを考えると、正直、不安しかない。何をすればいいのか、どこに行けばいいのか、わからない。
でも、人生はまだ長い。高校が全てではないはずだ。これから先、どこかで、楽しいことがあるかもしれない、そう思いたい。
今までは、私はずっと助けられる側だった。周りの人たちに支えられて、何とかここまで来られた。でも、これからは違う。今度は私が、誰かを助ける側になりたい。困っている人、苦しんでいる人の力になりたい。
これからはそんな人になれると信じて生きていこう…
3年A組 丸山 未来



