山奥にもう使われてない廃墟の屋敷があってそこには幽霊が出る噂だった。学校では結構噂になってるし行った人もいるらしい。おばけが出る屋敷に行った人は誰かの声や泣き声が聞こえたらしい。夏休みだった為、理人と友達の佑と凛で廃墟の屋敷の前にいる
本当に行くのか怖くないか
理人怖いのか?行くに決まってるだろ。
怖くないけど出る噂だろ
そうだね。本当に出るのか気になるだろ
佑と凛はかなりウキウキしていた。理人は少しビビっていた
行くか
行くぞー
まじか
理人と佑と凛は中に入ってライトを使って辺りを照らした。辺りは昔のままの家具が置いていた
結構広いな。何か迷いそうだな
うん。迷わないようにしないと
うん
3人は慎重に歩いて行った。屋敷の中は2階まであった
別々で部屋入って行くか
うん
危なくないか?
大丈夫だよ隣部屋同士だし何かあったらすぐ行けるだろ
確かにそれなら大丈夫か
手前は佑が入って。その隣は凛が入って。理人はその隣に入った。理人は辺りを見ていた。ここはいっぱい本が置いていた
ここ本がいっぱいあるな。書庫なのかな。ここの人は本が好きだったのかな
理人は本を取ってみる。ほこりで何も見えない。手でほこりをはらった
「さぁさぁ」
これってアルバム。誰の写真かわかるかも。佑と凛を呼ぼう
理人はあの2人の所に行った。だけど、今さっきまでこの部屋にいたはずなのにいなくなっていた。辺りを見てもいなかった
佑と凛はどこに行ったんだよ。アルバム見つけたっていうのに
理人はアルバムを開けようとしても開かなかった
何で開かないんだよ。もう、いいや。2人を探しに行くか
理人は2人を探しに行った。1階にはいなかったので2階に行く
あの2人帰ったわけではないだろうな。それか、俺が怖がると思って隠れて脅かそうとしてるのか。1階にはいなかったな。怖いけど2階に行ってみるか
2階に上がり1つ1つ部屋に入り2人を探していた。部屋に入ろうとした時奥から物音がした
「ガタン」
もしかして佑と凛か
物音がした部屋に向かった理人だったがその部屋にいたのは女の子だった
で、でたー
えっ
女の子も理人と声に気づいた
私は友達と来ててはぐれたの。君は?
そうなんだ。俺も友達と来てて2人探してるんだ
そうなんだね。私も友達を探してるの
そうなんだ。あ、俺の名前は理人って言うんだ。君は?
私は花音って言うんだ。よろしくね理人
うん。よろしく花音
うん
理人は花音という女の子に出会った2人はここで話す
花音は何でここに来たの?
私?ここって出る噂でしょ
確かにそうだね
うん。だから、本当に出るのか友達と来てみたの
そうなんだね。花音は怖くないのこんな所来て
全然怖くないよ。私はホラー系は大好きだから
凄いな。俺はホラーは苦手だな
時間が過ぎているのに気づいてなかった。何処からか理人を呼ぶ声がした
おーい理人何処にいるんだ
返事してくれ
あ、佑と凛の声だ。あの2人を紹介するよ
理人はここにいると叫んだ
ここだよ佑、凛
ここにいたのかお前が入って行った場所行ってもいなかったし
俺もお前らの所行ったんだけどいなかったぞ
そうなのか。で、理人はここで何をしてたんだ
あ、そうだ佑と凛に花音を紹介するよ
何処にいるんだよ
そうだよ
ア、アレ花音がいない。隠れてないで出てきて
理人の勘違いじゃないのか
本当にいたんだよ
ま、いいから帰るぞ何もなかったし
そうだな
わ、わかったよ
理人達は屋敷から出て家に帰る。理人は2人が来た時花音の姿が消えてたの不思議だった
もしかして幽霊とか。それはないかだって友達とはぐれたって言ってたし。また何処かで会えるだろう
皆んなはここで別れた
じゃあな
おう
うん
理人は家に着いて廃墟になった屋敷を調べる事にした。だけど、そんなに情報が書いてなかった
クソー。何でそんなに情報がないんだよ
わかった事はあの家は1人娘が病気で亡くなったと記事に書いてあった。名前は書いてなかった
わからないな。図書館行ってみるか
理人は明日図書館で調べる事にする時間が過ぎていき寝る事にする。朝になった勉強を早く終わらせて図書館に行く
図書館行ってくるから
理人昼ご飯どうするの?
外でお昼食べるから
わかった。気をつけて行ってね
うん。行ってきます
自転車で図書館に行き昔の記事がないか探してるがそんなに情報がのってなかった
やっぱり情報はのってないよな。それにあれ何年前に建てられたんだ。ええと山奥にある屋敷っと。これだ
山奥にある屋敷を調べた所20年前に建てられたものだった
そうなんだ。俺が産まれる前からあったんだ。なのに何で人がいなくなったんだろう。物は残ってたのに
段々わからなくなっていた
いつかわかるかもしれないからいいか。今日はどうしようかな。またあの廃墟行ってみるか。もしかしたら、花音に会えるかもしれない
また廃墟の屋敷に行き花音に会えるかもって思って行く。だけど行ってみたのはいいが1人だと少し怖いと思った
着いたのはいいけどやっぱり1人だと怖いな。2階で会った場所行ってみるか
中に入って行く。まだ昼っていうのに中は暗くて何も見えなかった。理人はカバンからライトを取り出し辺りを照らして進んだ
「ガザガザ」
ライトあった
「パチ」
やっぱり、物が残ったまんまだな。確か2階の道はこっちだったよな
2階の階段を見つけ2階に上がって行き花音と会った場所に着いたけどそこには花音の姿はなかった。少し待ってみる
時間もあるし少し待ってみるか。この部屋は部屋なのかな。ここは誰かの部屋だったんだな
辺りを見渡していた。この部屋には物があんまりなかった。ここだけ綺麗になっていた
この部屋だけ綺麗に片づいているな。いっぱいわからない事がいっぱいだな
夜になって行き来なかった為帰るとしていると花音が現れた
理人、ヤッホー。何でこんな所にいるの?
また花音に会えたらなって思って家もわからないし。花音は何でここにまた来てるの?
ここは、私の思い出の場所だから
そうなんだ
うん。ここの家は私の友達が住んでたの
そうなんだ
うん。だけどその友達は身体が弱くて外にも出れなかったの。だんだん体が弱くなってその子はここで息を引き取ったの。だからその子の事忘れないようにたまあにここに来てるの
そうなんだ
うん。ゴメンね何か悲しい話して
大丈夫だよ。何で物とか置いて行ったんだろう
忘れない為に置いて行ったのかも知れない。それはわからないけどね
花音と楽しい時間が過ぎていた
こんな時間だね。俺帰るけど花音も一緒に帰る?
私はもう少しここにいるから大丈夫だよ
わかった。またな
うん。またね
理人屋敷に出て自転車で帰る
花音の友達があの家で亡くなったんだ。何か悲しいな
家に帰ってご飯も食べた後はお風呂に入り自分の部屋に入る
今日も花音と話せて良かったな。また、話たいな
花音と話したいし会いたい気持ちになっていた
また花音に会えたらいいな。何で会いたいって思うんだろう。ま、いいか。少しでも夏休みの宿題しとかないと
夏休みの宿題をする
夏休みの宿題って大変だな。いっぱい問題出されるし
理人は大きくため息をした。今日は結構進んだと思う、お風呂に入って寝る
疲れた。眠いから寝るか。明日どうしようかな。佑と凛、誘って何処か行こうか誘うか。メールしてみるか
佑と凛にメールをしてみる
これでいいか。後は返事くるのを待つだけ。だんだん眠くなってくる朝になって携帯に返事がきていた2人からきてるな。なになに
「行こうぜ」と書いていた
2人に何処行くかまたメールを送った。2人から返事がきた暑いし海行かねと返事がきて理人は「いいよ」と返事をする理人は朝から勉強を少しだけしてお昼から海に行く準備をする
よし、勉強はここまでかな。水着とタオルとゴーグルを用意しないと
準備が終わってお昼を食べる。お昼は冷やし中華を作ってくれた
いただきます。美味しい
今日は早く帰ってくるのよ
わかった。それじゃ、行ってくるね
気をつけて行くのよ
はーい。行ってきます
佑と凛が待ち合わせ場所に集合していた
お待たせ
行くか
行こう
そうだね
3人は電車に乗って海へ向かった。電車の中はエアコンが付いていて涼しかった
生き返る
うん
ずっとここにいたい
うん
次の駅に着きます。忘れ物しないようにしてください
着いた。いっぱい泳ぐぞ
うん
海、最高
俺、あの廃墟今でも行ってるんだ
えっ
嘘だろ。何でだよ?
それは言っても信じないと思うけど
理人は2人にその理由を話した
嘘だろ
俺ら以外にいたなんて
うん
俺も知らなかった
そうなんだよな。2人がきていなくなったんだよ
そうなんだ。だけど、こっちには誰も通ってないぞ
えっ。嘘だ
本当だよ
お前まさか幽霊と話してたとかないよな
それはないと思うけど。透けてなかったぞ
そうなんだ。それか違う抜け道があるとか
わからない
幽霊だったらやばいぞ。危なかったらどうするんだ?
花音は幽霊ではない
理人そんなに大きい声出すなよ
ゴメン
まぁ、海を楽しもうぜ
そうだな
うん
3人は夕方まで遊んだ。そして着替えて駅に向かう
ギリギリ間に合った
うん
電車が到着して3人は乗った。佑と凛は電車の中で寝てしまった。理人は花音が幽霊じゃあない事を考えていた
花音は幽霊じゃあないと思いたいな。多分違うと思いたい
電車は駅に着き2人を起こして電車を降りた
じゃあな。また行こうな
おう
理人は2人とわかれて家に帰った
ただいま
お帰り。結構やけたね
うん。結構泳いだから疲れたよ
悟飯食べる?
食べる。今日のご飯何?
今日はそうめんよ
そうなんだ
うん
そうめんをいっぱい食べた。理人はお母さんにあの屋敷の事を聞いてみた
母さん山の奥にある屋敷の事知ってる?
知ってるけどあの家誰か住んでたの?
うん
ずっとあったらしいけど知らないわ
ありがとう。お風呂入って寝るよ。おやすみ
おやすみ
お風呂に浸かる
ふぅー。気持ちい。本当に結構やけて少しヒリヒリするな
お風呂に出てベッドで寝る
明日、あの屋敷に行ってみるか
朝を迎えて起きて勉強を始めた。勉強はもうすぐ全部終わる。そして、夏休みがもうすぐ終わる
もう少しで夏休みも終わってしまうのか。何か、早いような気がする
勉強が終わりお昼ご飯が泡って出かける
行ってきます
気をつけなさいね
わかった
外出た途端暑さが増していた
暑い。何で夏はこんなに暑いんだ
ようやく廃墟の屋敷に着いて2階に花音がいた
理人いつもここに来るけど。どうしたの?
いやー。花音に会いたくてきたきたかな
そうなんだね
うん。今日は俺と何処か行かない?いつもここにいるし
うーん。それは無理かな
どうして?
それはまだ言えないかな
そうなんだ
言いたい時に理人に話すよ
わかった
理人は少し疑問に思った。時間が過ぎていき理人は毎日のように廃墟の屋敷で花音と話していた。理人はずっと花音に会って話してるうちに好きになっていく
俺は花音が好きだもう夏休みも終わるし告白してみるか
理人は勇気を出して明日花音に告白をする。寝るけど明日告白するから緊張で寝れなかった
寝れねー。早く寝ないと
いつの間にか寝てしまっていた。理人は起きた頃には夕方になっていた
嘘だろもう夕方。寝過ぎた。今からでも間に合うか。母さん少し出てくる
ちょっとご飯はどうするの?
帰ったら食べるよ
急いで廃墟の屋敷に向かう
「ハァハァハァ」やっと着いた
着いた頃にはもう夜になっていた。2階に行き花音がいつもの場所にいた」
理人どうしたの?
俺、花音に言いたい事があるんだ
何?あ、でも一緒にどこか行くって話は無理だからね
違うよ。俺は花音とここで会って話していくうちに好きって気持ちになってきたんだえっ、それは嬉しいけど。私は理人とは付き合えない
どうして?
それは
花音は少し言い出せなかった
理人少しついてきて
わかった
理人は花音について行った。着いた場所は本がいっぱい置いている所だった
ここって本が置いてる場所だね
そうだね。理人これ見て
アルバム?
うん
開かなかったアルバムを開いた。写真に写っているのは花音がベッドで本を読んでる姿だった
これって花音なの?
うん。私は身体が弱くて外に行くのが難しかった。だから、ここにある本はお父さんが私の為に買ってきてくれたの
そ・そ・そうなんだ。今、目の前にいる花音は幽霊なの?
そうなるね。だから理人とは付き合えないの。ゴメンね
嘘だって言ってくれ。俺は花音が好きなんだ
ゴメン。私も理人と話してたり会って行くにつれて好きになっていった。でも、無理なのがわかっていたから、私は我慢してたの。本当にこんな私を好きになってくれてありがとう
う・う・う
理人泣かないで。私も悲しいから
うん。でも、花音が好きな気持ちは変わらない
うん。私も理人の事好きな気持ち変わらないよ。私はこのままではいけないから。だから理人、私の事忘れて
花音と出会えた事はずっと忘れない
うんうん。私も忘れたくないよ。ありがとう。私もう行くね。さようなら
待って花音。う・う
理人は花音が消えるのを見て泣き崩れた。少し落ち着いて理人は屋敷から出た。これは現実だったんだろうか夢だったんだろうかわからない。だけど紛れもなく夢ではなかった。理人の夏休みのひと夏の恋だった
本当に行くのか怖くないか
理人怖いのか?行くに決まってるだろ。
怖くないけど出る噂だろ
そうだね。本当に出るのか気になるだろ
佑と凛はかなりウキウキしていた。理人は少しビビっていた
行くか
行くぞー
まじか
理人と佑と凛は中に入ってライトを使って辺りを照らした。辺りは昔のままの家具が置いていた
結構広いな。何か迷いそうだな
うん。迷わないようにしないと
うん
3人は慎重に歩いて行った。屋敷の中は2階まであった
別々で部屋入って行くか
うん
危なくないか?
大丈夫だよ隣部屋同士だし何かあったらすぐ行けるだろ
確かにそれなら大丈夫か
手前は佑が入って。その隣は凛が入って。理人はその隣に入った。理人は辺りを見ていた。ここはいっぱい本が置いていた
ここ本がいっぱいあるな。書庫なのかな。ここの人は本が好きだったのかな
理人は本を取ってみる。ほこりで何も見えない。手でほこりをはらった
「さぁさぁ」
これってアルバム。誰の写真かわかるかも。佑と凛を呼ぼう
理人はあの2人の所に行った。だけど、今さっきまでこの部屋にいたはずなのにいなくなっていた。辺りを見てもいなかった
佑と凛はどこに行ったんだよ。アルバム見つけたっていうのに
理人はアルバムを開けようとしても開かなかった
何で開かないんだよ。もう、いいや。2人を探しに行くか
理人は2人を探しに行った。1階にはいなかったので2階に行く
あの2人帰ったわけではないだろうな。それか、俺が怖がると思って隠れて脅かそうとしてるのか。1階にはいなかったな。怖いけど2階に行ってみるか
2階に上がり1つ1つ部屋に入り2人を探していた。部屋に入ろうとした時奥から物音がした
「ガタン」
もしかして佑と凛か
物音がした部屋に向かった理人だったがその部屋にいたのは女の子だった
で、でたー
えっ
女の子も理人と声に気づいた
私は友達と来ててはぐれたの。君は?
そうなんだ。俺も友達と来てて2人探してるんだ
そうなんだね。私も友達を探してるの
そうなんだ。あ、俺の名前は理人って言うんだ。君は?
私は花音って言うんだ。よろしくね理人
うん。よろしく花音
うん
理人は花音という女の子に出会った2人はここで話す
花音は何でここに来たの?
私?ここって出る噂でしょ
確かにそうだね
うん。だから、本当に出るのか友達と来てみたの
そうなんだね。花音は怖くないのこんな所来て
全然怖くないよ。私はホラー系は大好きだから
凄いな。俺はホラーは苦手だな
時間が過ぎているのに気づいてなかった。何処からか理人を呼ぶ声がした
おーい理人何処にいるんだ
返事してくれ
あ、佑と凛の声だ。あの2人を紹介するよ
理人はここにいると叫んだ
ここだよ佑、凛
ここにいたのかお前が入って行った場所行ってもいなかったし
俺もお前らの所行ったんだけどいなかったぞ
そうなのか。で、理人はここで何をしてたんだ
あ、そうだ佑と凛に花音を紹介するよ
何処にいるんだよ
そうだよ
ア、アレ花音がいない。隠れてないで出てきて
理人の勘違いじゃないのか
本当にいたんだよ
ま、いいから帰るぞ何もなかったし
そうだな
わ、わかったよ
理人達は屋敷から出て家に帰る。理人は2人が来た時花音の姿が消えてたの不思議だった
もしかして幽霊とか。それはないかだって友達とはぐれたって言ってたし。また何処かで会えるだろう
皆んなはここで別れた
じゃあな
おう
うん
理人は家に着いて廃墟になった屋敷を調べる事にした。だけど、そんなに情報が書いてなかった
クソー。何でそんなに情報がないんだよ
わかった事はあの家は1人娘が病気で亡くなったと記事に書いてあった。名前は書いてなかった
わからないな。図書館行ってみるか
理人は明日図書館で調べる事にする時間が過ぎていき寝る事にする。朝になった勉強を早く終わらせて図書館に行く
図書館行ってくるから
理人昼ご飯どうするの?
外でお昼食べるから
わかった。気をつけて行ってね
うん。行ってきます
自転車で図書館に行き昔の記事がないか探してるがそんなに情報がのってなかった
やっぱり情報はのってないよな。それにあれ何年前に建てられたんだ。ええと山奥にある屋敷っと。これだ
山奥にある屋敷を調べた所20年前に建てられたものだった
そうなんだ。俺が産まれる前からあったんだ。なのに何で人がいなくなったんだろう。物は残ってたのに
段々わからなくなっていた
いつかわかるかもしれないからいいか。今日はどうしようかな。またあの廃墟行ってみるか。もしかしたら、花音に会えるかもしれない
また廃墟の屋敷に行き花音に会えるかもって思って行く。だけど行ってみたのはいいが1人だと少し怖いと思った
着いたのはいいけどやっぱり1人だと怖いな。2階で会った場所行ってみるか
中に入って行く。まだ昼っていうのに中は暗くて何も見えなかった。理人はカバンからライトを取り出し辺りを照らして進んだ
「ガザガザ」
ライトあった
「パチ」
やっぱり、物が残ったまんまだな。確か2階の道はこっちだったよな
2階の階段を見つけ2階に上がって行き花音と会った場所に着いたけどそこには花音の姿はなかった。少し待ってみる
時間もあるし少し待ってみるか。この部屋は部屋なのかな。ここは誰かの部屋だったんだな
辺りを見渡していた。この部屋には物があんまりなかった。ここだけ綺麗になっていた
この部屋だけ綺麗に片づいているな。いっぱいわからない事がいっぱいだな
夜になって行き来なかった為帰るとしていると花音が現れた
理人、ヤッホー。何でこんな所にいるの?
また花音に会えたらなって思って家もわからないし。花音は何でここにまた来てるの?
ここは、私の思い出の場所だから
そうなんだ
うん。ここの家は私の友達が住んでたの
そうなんだ
うん。だけどその友達は身体が弱くて外にも出れなかったの。だんだん体が弱くなってその子はここで息を引き取ったの。だからその子の事忘れないようにたまあにここに来てるの
そうなんだ
うん。ゴメンね何か悲しい話して
大丈夫だよ。何で物とか置いて行ったんだろう
忘れない為に置いて行ったのかも知れない。それはわからないけどね
花音と楽しい時間が過ぎていた
こんな時間だね。俺帰るけど花音も一緒に帰る?
私はもう少しここにいるから大丈夫だよ
わかった。またな
うん。またね
理人屋敷に出て自転車で帰る
花音の友達があの家で亡くなったんだ。何か悲しいな
家に帰ってご飯も食べた後はお風呂に入り自分の部屋に入る
今日も花音と話せて良かったな。また、話たいな
花音と話したいし会いたい気持ちになっていた
また花音に会えたらいいな。何で会いたいって思うんだろう。ま、いいか。少しでも夏休みの宿題しとかないと
夏休みの宿題をする
夏休みの宿題って大変だな。いっぱい問題出されるし
理人は大きくため息をした。今日は結構進んだと思う、お風呂に入って寝る
疲れた。眠いから寝るか。明日どうしようかな。佑と凛、誘って何処か行こうか誘うか。メールしてみるか
佑と凛にメールをしてみる
これでいいか。後は返事くるのを待つだけ。だんだん眠くなってくる朝になって携帯に返事がきていた2人からきてるな。なになに
「行こうぜ」と書いていた
2人に何処行くかまたメールを送った。2人から返事がきた暑いし海行かねと返事がきて理人は「いいよ」と返事をする理人は朝から勉強を少しだけしてお昼から海に行く準備をする
よし、勉強はここまでかな。水着とタオルとゴーグルを用意しないと
準備が終わってお昼を食べる。お昼は冷やし中華を作ってくれた
いただきます。美味しい
今日は早く帰ってくるのよ
わかった。それじゃ、行ってくるね
気をつけて行くのよ
はーい。行ってきます
佑と凛が待ち合わせ場所に集合していた
お待たせ
行くか
行こう
そうだね
3人は電車に乗って海へ向かった。電車の中はエアコンが付いていて涼しかった
生き返る
うん
ずっとここにいたい
うん
次の駅に着きます。忘れ物しないようにしてください
着いた。いっぱい泳ぐぞ
うん
海、最高
俺、あの廃墟今でも行ってるんだ
えっ
嘘だろ。何でだよ?
それは言っても信じないと思うけど
理人は2人にその理由を話した
嘘だろ
俺ら以外にいたなんて
うん
俺も知らなかった
そうなんだよな。2人がきていなくなったんだよ
そうなんだ。だけど、こっちには誰も通ってないぞ
えっ。嘘だ
本当だよ
お前まさか幽霊と話してたとかないよな
それはないと思うけど。透けてなかったぞ
そうなんだ。それか違う抜け道があるとか
わからない
幽霊だったらやばいぞ。危なかったらどうするんだ?
花音は幽霊ではない
理人そんなに大きい声出すなよ
ゴメン
まぁ、海を楽しもうぜ
そうだな
うん
3人は夕方まで遊んだ。そして着替えて駅に向かう
ギリギリ間に合った
うん
電車が到着して3人は乗った。佑と凛は電車の中で寝てしまった。理人は花音が幽霊じゃあない事を考えていた
花音は幽霊じゃあないと思いたいな。多分違うと思いたい
電車は駅に着き2人を起こして電車を降りた
じゃあな。また行こうな
おう
理人は2人とわかれて家に帰った
ただいま
お帰り。結構やけたね
うん。結構泳いだから疲れたよ
悟飯食べる?
食べる。今日のご飯何?
今日はそうめんよ
そうなんだ
うん
そうめんをいっぱい食べた。理人はお母さんにあの屋敷の事を聞いてみた
母さん山の奥にある屋敷の事知ってる?
知ってるけどあの家誰か住んでたの?
うん
ずっとあったらしいけど知らないわ
ありがとう。お風呂入って寝るよ。おやすみ
おやすみ
お風呂に浸かる
ふぅー。気持ちい。本当に結構やけて少しヒリヒリするな
お風呂に出てベッドで寝る
明日、あの屋敷に行ってみるか
朝を迎えて起きて勉強を始めた。勉強はもうすぐ全部終わる。そして、夏休みがもうすぐ終わる
もう少しで夏休みも終わってしまうのか。何か、早いような気がする
勉強が終わりお昼ご飯が泡って出かける
行ってきます
気をつけなさいね
わかった
外出た途端暑さが増していた
暑い。何で夏はこんなに暑いんだ
ようやく廃墟の屋敷に着いて2階に花音がいた
理人いつもここに来るけど。どうしたの?
いやー。花音に会いたくてきたきたかな
そうなんだね
うん。今日は俺と何処か行かない?いつもここにいるし
うーん。それは無理かな
どうして?
それはまだ言えないかな
そうなんだ
言いたい時に理人に話すよ
わかった
理人は少し疑問に思った。時間が過ぎていき理人は毎日のように廃墟の屋敷で花音と話していた。理人はずっと花音に会って話してるうちに好きになっていく
俺は花音が好きだもう夏休みも終わるし告白してみるか
理人は勇気を出して明日花音に告白をする。寝るけど明日告白するから緊張で寝れなかった
寝れねー。早く寝ないと
いつの間にか寝てしまっていた。理人は起きた頃には夕方になっていた
嘘だろもう夕方。寝過ぎた。今からでも間に合うか。母さん少し出てくる
ちょっとご飯はどうするの?
帰ったら食べるよ
急いで廃墟の屋敷に向かう
「ハァハァハァ」やっと着いた
着いた頃にはもう夜になっていた。2階に行き花音がいつもの場所にいた」
理人どうしたの?
俺、花音に言いたい事があるんだ
何?あ、でも一緒にどこか行くって話は無理だからね
違うよ。俺は花音とここで会って話していくうちに好きって気持ちになってきたんだえっ、それは嬉しいけど。私は理人とは付き合えない
どうして?
それは
花音は少し言い出せなかった
理人少しついてきて
わかった
理人は花音について行った。着いた場所は本がいっぱい置いている所だった
ここって本が置いてる場所だね
そうだね。理人これ見て
アルバム?
うん
開かなかったアルバムを開いた。写真に写っているのは花音がベッドで本を読んでる姿だった
これって花音なの?
うん。私は身体が弱くて外に行くのが難しかった。だから、ここにある本はお父さんが私の為に買ってきてくれたの
そ・そ・そうなんだ。今、目の前にいる花音は幽霊なの?
そうなるね。だから理人とは付き合えないの。ゴメンね
嘘だって言ってくれ。俺は花音が好きなんだ
ゴメン。私も理人と話してたり会って行くにつれて好きになっていった。でも、無理なのがわかっていたから、私は我慢してたの。本当にこんな私を好きになってくれてありがとう
う・う・う
理人泣かないで。私も悲しいから
うん。でも、花音が好きな気持ちは変わらない
うん。私も理人の事好きな気持ち変わらないよ。私はこのままではいけないから。だから理人、私の事忘れて
花音と出会えた事はずっと忘れない
うんうん。私も忘れたくないよ。ありがとう。私もう行くね。さようなら
待って花音。う・う
理人は花音が消えるのを見て泣き崩れた。少し落ち着いて理人は屋敷から出た。これは現実だったんだろうか夢だったんだろうかわからない。だけど紛れもなく夢ではなかった。理人の夏休みのひと夏の恋だった

