「俺は、」眞鍋さんが口を開く。「アイドルにはなれなかったけど、一番近くで5人を支えることが出来て、大好きな5人を通していろんな景色を見れるのが嬉しくて嬉しくて。ライブ会場のペンライトとか、ファンの方の顔とか。アイドル目指して頑張ってた自分に、ありがとうって言いたい。」
真鍋さんがブフー!ってティッシュで鼻をかむ。佑月くんが眞鍋さんの頭をわしゃわしゃ撫でる。
「佑月くんのおかげで今僕はここにいれる。だから俺は、佑月くんには絶対に幸せになってほしいです。世界で一番、幸せになってほしい。」
眞鍋さんは、酔っ払うと、「佑月さん」じゃなくて「佑月くん」って呼ぶらしい。きっと昔はそう呼んでいたんだろうな。
佑月くんが真鍋さんが泣いてる様子を見てフ、って笑う。
「眞鍋、俺のこと大好きなの。」
「大好きですよ〜〜〜。」
佑月くんが、完全に酔っ払った真鍋を見てまたクク…って肩で笑う。
真鍋さんがグラスを持ちながら、机に突っ伏す。話すだけ話して、そのまま満足して寝た。
佑月くんが、マネベの手からそっとグラスを取って離れたとこに置く。それから真鍋さんの頭をつんってつつく。
「飲みすぎなんだよ。明日多分全部覚えてないよ。」
