夜のドライブは、いつもワクワクする。 街灯の光が次から次へと流れていくのを窓から眺めるのが好きだ。 「わっ見て凛ちゃん!月超デカい!」 「本当だ!今日満月なんですね。」 「満月ってあんなにでかかったっけ?」 佑月くんと、他愛ない話をしながら、東京の街を走る。 今までの話もした。楽しかった。 思い出話って、なんでこんなに楽しんだろう。 佑月くんといるこの時間が幸せで幸せでたまらない。幸せすぎて、私の今までの人生、この瞬間のためにあったんじゃないかって本気で思った。