推しが隣に引っ越してきまして



カチカチ。
ぽよん、ぽよよ〜ん。
コントローラーの音と、ゲームのひょうきんな音が部屋に響く。


「そっかあ、凛ちゃん頑張ってて偉いなあ。」亮ちゃんが言う。
カチカチ。ぽよんぽよん。




「俺飲み物買ってこよ〜っと。なんかいる?」亮ちゃんが立ち上がる。


「え、まじで?ありがとう。ビール」佑月くんが言う。
「凛ちゃんは?」亮ちゃんが私を見る。
「えっと」
「遠慮しないでいいよ。」佑月くんが言う。
「うん」亮ちゃんが笑う。
「じゃあ私もビール飲みたいです。」
「おっけー。」


パタン、玄関のドアが閉まる。