どうしてもあたし やっぱり
時には逆らえない
泳ぐようにここまで来たけれど
あの日には戻れない

ワガママ言って不幸になっても
やっぱり自分にウソはつけない
あなた以外の他の人に
やさしくされてもつまんない

ふらふらとたよりなく 倒れ込む坂道で
恋した事もそれまでとは 違うと分かってた

ざわめくこの街で一人きり
つかまえて 離して やりがいのある恋
だけど どうしても
ここでは右手を振る準備をしなきゃ


忘れる どうにかなる 見つける
無駄にはならないでしょ
黙ってるより良かったから
後悔はしないよ

たまたま道ですれ違っただけのような
ひとときの存在のあたしを
どこまで覚えているかなんて
あなたの勝手だわ

力強く焼きつけて はがれなくなったって
美しくなければとてもさみしい はかなくて充分よ

ざわめくこの街で一人きり
どんなに変わっても けじめのつかない恋
嫌いになれなくて 困った
本当はちっとも忘れたくなんかないのに


すべての基準をぬり変える
おかしくなるほど楽しい思い出が
あたしの部屋に散らかって
右手が重たい とても重たい

この街で一人きり
つかまえて 離して やりがいのある恋
だけど どうしても
ここでは右手を振る準備をしなきゃ...