「僕」と「俺」

 僕は中3の時、一生懸命勉強をした。もうあんなにきついことはこの先の人生で起こらないと思ってしまうほど。

 そして僕は超有名大学の付属高校に合格した。

 それから一年と半年ほど経ち、僕は高校2年生になった。

 僕は入学時の成績をキープしていた。

 でも勉強はいつまでも面白いと思えなかった。

 いつしか学校に行くのもつらくなってきた。

 明日の学校について考えると、夜寝ることもつらくなってきた。

 今の順位をキープするためには休日も遊びに行けない。

 「これでいいのか?」

 「これを続けていたいのか?」

 ふとそんな疑問が頭に浮かんできた。

 でもそんな疑問について考えている暇があったら勉強をしなければと思ってしまう自分がいて、僕はそんな自分がどうしても許せなくて。

 昔は勉強をすることは苦痛ではなかったし、面白いと思う瞬間もあった。

 でも今はそうではなくなってしまった自分を認めたくなくて、今日も僕は勉強をした。

 勉強をすることによって勉強が楽しいと感じられるのではないか?

 僕はそう結論付けた。

 この結論に至ったのが何度目かはもうわからない。

 でもそう思うしかなくて。

 そうでないと自分が壊れてしまいそうで。

 でもそう思ってもどんどん自分の理想の自分からは離れて行っているのは知っていて。

 でも何もできない自分がいて。

 それがやっぱり許せなくて。

 そんな自分を周りから見られたくなくて。

 僕はだんだん学校に行けなくなっていって。

 学校をやめた。

 頑張れなかった自分が嫌で。

 家に引きこもるようになって。

 そんな時、親に通信制高校に行かないかと誘われた。

 僕は嫌だったが親について行ってみた。