中学2年生になった時
 
永茉、華鈴は、クラスが一緒だった。

霞とは離れてしまった。

「また華鈴と一緒!霞は離れちゃたね」

「ねー」

「そうだね、もう中2か…」

 
⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱
 
それからだ…
 
少しづつ変わっていくのは。
 
中2の後半からだ。
 
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「これからもよろしく!」

「うん、よろしく」

「次は、一緒がいいなー」
 
3人で仲良く話していた。

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ぼーっとしている3時間目の休み時間。
 
華鈴たちは仲良く話している。
 
永茉は1人。
 
なんでこうなったんだろう。
 
中3は、3人ともクラスが一緒。
 
なのに永茉だけ、はぶかれてる?
 
もう、分からない。

「…どうしよ……」

 
〜終学活後〜

「さようならーせんせっ!」

「さようなら」

「おお、さようなら。」
 
霞と華鈴は、先生に挨拶している。

「さようなら……」

「さようなら」
 
永茉も一応先生に挨拶する。
 
うまく声が出ない。小さい声になってしまう。



永茉は吹奏楽部、華鈴は美術部、
 
霞はソフトテニス部だ。
 
今日は、3人とも部活があるらしい。

「永茉、ばいばい!頑張れっ!」

「うん!ばいばい霞もがんば!」
 
霞が話しかけてきた。
 
でも、華鈴はなぜか話してくれなかった。

何か悪いことしたかな。
 
小さい頃の永茉なら、きっと聞ける。
 
今の永茉は、自信が無い…


「こんにちは。」

「こんにちはー」
 
音楽室に、入った。
 
入る時、入ってきた時はみんな挨拶をする。
 
永茉のしている楽器は、フルートだ。
 
なぜ吹奏楽部に入ったかは、
 
少し気になっていたからだ。
 
琉偉(お兄ちゃん)が入ってたからっていうのもある。
 
ちなみに琉偉は、クラリネットをしていた。

 
楽器を取りに行くと加藤恵が話し掛けてきた。
 
中学生になってからの男子友達?みたいな人。
 
あまり話したことがないけど…

「何かあったの?華鈴と…。」

「え…?」