明日は金曜日。夏祭りの日だ。
あの日、学校から帰って恵に連絡した。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
『今日はありがとう』
『僕、何もしてないよ』
文字を打って送信するとすぐに返事が来た。
『霞に話してくれて良かった』
話してくれないと上手くいかなかったかもしれない。
『そっか』
『うん、じゃあね』
『じゃ、また』
恵からの返事は短い。でも、なんとなく落ち着く。
夏祭りどうなるのかな。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
もう明日か。
学校の授業中にそんな事を考えていた。
不安で押し潰されそう…。
でも、少しの期待を抱いていた。
昼休みになった。
ぼーっとして外を眺めるだけ。
それだけで永茉の心は落ち着いた。
ちょと、うとうとしてきた。
「永茉…?」
「わぁっ!め、恵…。ど、どうしたの?」
永茉は、びっくりして大きな声を出してしまった。
「いつも驚きすぎ。明日、大丈夫なの?」
「わからない」
いつも驚いてしまうのが少し恥ずかしい。
それよりも明日のことだ。
「浴衣着ていくんだって?」
「うん。そう言ってた」
あの日の翌日に3人で話して決めた。
「似合いそう…ちょと見てみたいかも…」
恵は小さい声で呟いた。
恵のそういうとこなんだかずるい。
「…恵はこっそり着いて来るよね?」
「うん」
「なら見れるよ。浴衣。」
恵は嬉しそうに微笑んでいた。
あの日、学校から帰って恵に連絡した。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
『今日はありがとう』
『僕、何もしてないよ』
文字を打って送信するとすぐに返事が来た。
『霞に話してくれて良かった』
話してくれないと上手くいかなかったかもしれない。
『そっか』
『うん、じゃあね』
『じゃ、また』
恵からの返事は短い。でも、なんとなく落ち着く。
夏祭りどうなるのかな。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
もう明日か。
学校の授業中にそんな事を考えていた。
不安で押し潰されそう…。
でも、少しの期待を抱いていた。
昼休みになった。
ぼーっとして外を眺めるだけ。
それだけで永茉の心は落ち着いた。
ちょと、うとうとしてきた。
「永茉…?」
「わぁっ!め、恵…。ど、どうしたの?」
永茉は、びっくりして大きな声を出してしまった。
「いつも驚きすぎ。明日、大丈夫なの?」
「わからない」
いつも驚いてしまうのが少し恥ずかしい。
それよりも明日のことだ。
「浴衣着ていくんだって?」
「うん。そう言ってた」
あの日の翌日に3人で話して決めた。
「似合いそう…ちょと見てみたいかも…」
恵は小さい声で呟いた。
恵のそういうとこなんだかずるい。
「…恵はこっそり着いて来るよね?」
「うん」
「なら見れるよ。浴衣。」
恵は嬉しそうに微笑んでいた。

