ピーピッピピー
朝6時、目覚まし時計が鳴った。頼んでもいないのに。あれ?でも、わたしが時間設定したから頼んだのかも。
制服に着替えて、リビングに行くとしーんとしていた。前まではお母さんがリビングに立って朝ご飯を作ってくれてたのに、弟、海良が生まれてからの今は弟と一緒に寝ている。海良って女の子みたいな名前なのに読み方はカイってセンスあると思う。小学一年生の海良は高校2年生の私と登校時間が違うから朝は顔を合わせない。
いつものようにパンと水を食べた。正直、私はパンのとろけるような食感が好きじゃない。でも、パンしかないからパンを食べるしかない。お昼代をお母さんの財布から取って家を出た。しっかりお母さんの許可をもらってるから、大丈夫。
学校までは、徒歩15分、電車20分だ。
いつもの待ち合わせ場所に行くと、もうすでに友達の平澤花奈がいた。普通は「はな」と思うだろう。しかし、これは「なな」と読む。これもまた、センスがある名前だ。
「あー星聖ちゃん!おそーい!」「ごめん、準備に手間取って....」わたしと花奈ちゃんは小学校からの顔見知りだ。
しかし、正式に仲良くなったのは中学生からだ。
「今日、身だしなみ検査だって。花奈ちゃん化粧大丈夫?」わたしはいつも化粧している花奈ちゃんにきいた。
「大丈夫!今日は化粧薄めだから」花奈ちゃんは顔が薄いので化粧映えするらしい。私は花奈ちゃんのどこが化粧薄めなのか分からず、思わず笑ってしまった。
「ちょっと!何人の顔見て笑ってんの?」「どこが化粧薄めなの?」
「え?ほら、チークちとアイシャドウいつもより薄い
じゃん」
そう話してたらいつのまにか駅に着いていた。
朝6時、目覚まし時計が鳴った。頼んでもいないのに。あれ?でも、わたしが時間設定したから頼んだのかも。
制服に着替えて、リビングに行くとしーんとしていた。前まではお母さんがリビングに立って朝ご飯を作ってくれてたのに、弟、海良が生まれてからの今は弟と一緒に寝ている。海良って女の子みたいな名前なのに読み方はカイってセンスあると思う。小学一年生の海良は高校2年生の私と登校時間が違うから朝は顔を合わせない。
いつものようにパンと水を食べた。正直、私はパンのとろけるような食感が好きじゃない。でも、パンしかないからパンを食べるしかない。お昼代をお母さんの財布から取って家を出た。しっかりお母さんの許可をもらってるから、大丈夫。
学校までは、徒歩15分、電車20分だ。
いつもの待ち合わせ場所に行くと、もうすでに友達の平澤花奈がいた。普通は「はな」と思うだろう。しかし、これは「なな」と読む。これもまた、センスがある名前だ。
「あー星聖ちゃん!おそーい!」「ごめん、準備に手間取って....」わたしと花奈ちゃんは小学校からの顔見知りだ。
しかし、正式に仲良くなったのは中学生からだ。
「今日、身だしなみ検査だって。花奈ちゃん化粧大丈夫?」わたしはいつも化粧している花奈ちゃんにきいた。
「大丈夫!今日は化粧薄めだから」花奈ちゃんは顔が薄いので化粧映えするらしい。私は花奈ちゃんのどこが化粧薄めなのか分からず、思わず笑ってしまった。
「ちょっと!何人の顔見て笑ってんの?」「どこが化粧薄めなの?」
「え?ほら、チークちとアイシャドウいつもより薄い
じゃん」
そう話してたらいつのまにか駅に着いていた。
