君のせいで変わった、僕の人生

8時になり、リビングへ戻ると、お母さんはソファで寝ていた。そっか、今日のからあげはお母さんが朝早くから作ってくれたんだ…。
でも、8時20分になっても起きなかったので、さすがに起こした。
「うそっ、もうこんな時間!?いそがなきゃ…」
といって洗面所へ急いでいった。化粧もしていなかったのか。
なんか、そんな急ぐお母さんを見ると、心が痛むのは僕だけだろうか。
あわただしく始まった今日の朝。思い出になりそうな一日になりそうだ。
お母さんが支度をし終えたのは8時30分を少し過ぎていた。
「おくれてごめんね…!今から行くよ!」
「全然いいよーじやあ、行こう」
そう2人で高校で向かった。