君に出会った放課後、夕陽の教室で私は少しだけ救われた

「日曜の約束、覚えてる?」

突然の声に足が止まりそうになる。

顔を見ないまま「うん」とだけ答える。

心臓の音がやけに大きい。

「じゃ、頑張らないとな。」

彼は軽く笑って前を向く。

なんでもない会話なのに、胸の奥に残った。

目の前の景色が少しだけ鮮やかに見えた。