君に出会った放課後、夕陽の教室で私は少しだけ救われた

「おつかれ」

その一言が、妙に嬉しかった。

誰かに頑張りを認めてもらえるのは、こんなにも軽くなるものなのか。

母の笑顔や父の沈黙とは違う、同じ場所に立つ人からのささやかな労い。

胸の奥に小さな光がともるようだった。