君に出会った放課後、夕陽の教室で私は少しだけ救われた

テレビはついているのに、誰も見ていない。

ニュースキャスターの声が無意味に流れる。

父は湯飲みを持ち上げ、お茶をすすった。

静かすぎる音。私は自分の息の音さえ邪魔に感じ、姿勢を正した。