君に出会った放課後、夕陽の教室で私は少しだけ救われた

母は父に向かって「今、頑張ってるから」と笑う。

父はそれを受け止めるように新聞をたたむ。

私の胸には「頑張っている」はまだ足りない、という声が響いていた。

家族の会話なのに、距離感は遠い。