君に出会った放課後、夕陽の教室で私は少しだけ救われた

鞄にノートをしまう。

ページに残った折り目や書きかけの数式は、今日一日の苦しさを物語っていた。

けれど今は、それさえも受け止められる気がする。完璧じゃなくてもいい。

そんな思いが、わずかに心を軽くした。