君に出会った放課後、夕陽の教室で私は少しだけ救われた

駅前は、同じ色の喜びと悔しさで満ちていた。

合流する声。

離れていく背中。

私は人の隙間を縫い、待ち合わせの角へ向かう。

彼がいた。

目が合う。

言葉より先に、手が上がる。

小さな音が、空に消えた。